お試し品2
背面と座面が姿勢に合わせて動き、正しい着座姿勢に
イトーキ「vertebre03(バーテブラ03)」
姿勢に椅子が付いてくるような感覚で、背面や座面が動き、3次元形状の座面の効果で正しい姿勢へ導きます。背面は最大25°まで傾き、座りながらグーンと後ろへストレッチすることも可能。脚は固定脚とキャスター、素材もスチールや木から選べ、布地の種類はなんと28種も用意。座り心地や用途、デザインの好みに合わせて選べる、幅広いラインナップです。vertebra03(バーテブラ03)¥76600〜/イトーキ
のりこ’s Report
デザイン性が高く、椅子が体勢について来てくれて快適!
背もたれが座面から浮いているようなデザインなので圧迫感がなく、ダイニングにも違和感なく収まります。またひじ掛けが背中からと下から支えられている構造が、椅子に包み込まれているような感覚に。
今回お迎えしたのは4本の木製脚で回転しないタイプ。体勢に合わせて座面が前後にスライドし、背もたれも傾いてくれます。4本脚タイプには座面の高さ調節機能はありませんが、座面と背の動きで腰掛ける深さによって体に椅子が付いてきてくれるイメージなので、気になりませんでした。
今回お迎えしたタイプは、約9万円。 先のイングライフに比べると若干高めではありますが、脚・ひじ掛けをカラースチールに変えるだけで3万円弱お手頃になるようです。その他選ぶファブリックによってもお値段が変わるので、機能、デザインを選びつつお財布とも相談が出来るのも嬉しいポイントだと思います。
【2つを試してみて】
腰痛持ちのため、腰への負担も気になるところ。どちらも座面のクッション性が高く、元々使っているダイニングチェアと比較した座り心地は雲泥の差です。いずれもオフィス家具のトップメーカーが設計しているワーキングチェアなので、そこは安心して選んでいいのかなと思います。
「全方位へ揺れるイングライフ」と「スライド&傾斜のバーテブラ03」。
共に疲れにくさが考慮された構造なので、店頭で座って体感し、好みを探ることをおすすめします。
今回2脚試して気付いたことは、ワーキングチェアはダイニングチェアと比べ機能面から重量があるため、座面の回転やキャスターといった機能は必要だなと感じました。子どもや高齢者がいる場合、キャスターはケガにもつながるので、4本脚の回転タイプが良いと思います。
現在の我が家にお迎えするのなら、バーテブラ03の4本脚で回転するタイプです。理由は椅子が複数並ぶダイニングテーブルでも圧迫感がないから。わが家のダイニングテーブルは160×80cmと大きめですが、それでもイングライフはかなりの存在感でした。もし、ダイニングではなく独立した作業スペースに1脚だけ置くなら、サポート力抜群のイングライフを選びたいです。
【ミモレ的まとめ】
1 コクヨ「ingLIFE(イングライフ )」
✔︎ 360°に動く座面が上半身への負担を軽減
✔︎ クッション性あるワイドな座面に安定感あり
✔︎ ダイニングスペースに余裕のある方へ
2 イトーキ「vertebra03 (バーテブラ03)」
✔︎ 座面と背面のスライド&傾斜して体へフィット
✔︎ 3次元形状の座面が座り心地◎
✔︎ 圧迫感のないサイズとデザインがリアル
協力/
コクヨお客様相談室 tel. 0120-201-594
イトーキ tel. 03-6910-3910
前回記事「【パナソニックと東芝の最新スチームアイロン】シワの伸び、小回りはいかに!? ビフォー、アフターでお見せします!」>>
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