お値段も機能もピンキリの炊飯器。ならば、上位機種はどれだけすごいのか? 共に約10万円のタイガー魔法瓶とパナソニックの高級炊飯器を、〔ミモレ編集室〕のchikakoさんがお試し。同じ銘柄米の食べ比べではっきり違いが出たという、味の感想に注目です。

 
今回試すのはこの2つ!
土鍋炊きとおひつ保温のおいしさを、最新科学で再現!
タイガー魔法瓶「土鍋ご泡火炊き JPL-G100」
 

IoT対応! お米の鮮度、銘柄に応じて炊き分ける
パナソニック「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器SR-VSX101」
 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

chikakoさん

コロナ禍でリモートワーク中心の生活になって自宅での食事が増え、ほぼ毎日ご飯を炊くように。年齢とともに、和食がしっくりくるようになったこともあり、炊飯器の重要性を改めて感じています。



お試し品1
内釜が土鍋!最高温度約280度の高火力でふっくら炊き上げる
タイガー魔法瓶「土鍋ご泡火炊き JPL-G100」

四日市萬古焼の土鍋の高火力と遠赤効果で、米の甘み・旨み・弾力を引き出します。圧力調整や温度センサーなど、蒸らし時や保温時の温度・湿度をコントロールする仕掛けが充実。保温しても、においや黄ばみが少なく、炊きたての味が長持ちします。70種類の銘柄米に合わせた炊き分け機能も! 土鍋ご泡火炊き JPL-G100 ¥99800(編集部調べ)/タイガー魔法瓶


 chikako’s Report 
もっちりふっくら。割烹でいただいた土鍋ご飯と遜色なし!


おいしいものが大好きで、こだわりの強い友人たちとの食探求が趣味。今回も和食文化を子どもたちに伝えたいと熱い想いでボランティア活動をしている友人の意見も聞きながら、お試しさせていただきました。
まずは、タイガー魔法瓶の炊飯器から。

重厚感あるマットな黒、丸みを帯びたフォルムの炊飯器は、ご飯の炊き上がりで目指している”土鍋”感を、デザインでも表現しています。
何よりインパクト大だったのが、内鍋と中ぶた。厳選した土で焼き上げられた本土鍋。炊飯器の中に土鍋を入れてしまう発想に驚きです。

土鍋ならではの細かい泡を再現して炊く。炊き上がりにとことんこだわっていると思いました。炊き上がりまで、少し時間がかかりましたが、炊きたてのいい香り、つや、ふっくら感が素晴らしく、もっちりした食感でおいしかったです。

銘柄米の炊き分けなど多様な機能の中で、1番のお気に入りは、こだわり本土鍋と中ぶただからおいしく炊ける少量炊飯の、一合料亭炊き機能。一膳だけを楽しむために設定された機能に、贅沢な気分になりました。お味も格別。割烹でいただいた、土鍋ご飯に感動したことを思い出しました。
0.5合から炊くことができ、食べ過ぎ防止にもなるうれしい配慮です。

まず、白飯でいただき、その後卵かけご飯でいただきました。いずれも最高です。

10万円以上の炊飯器は、高額ですが、毎日お米を炊くことを考えたら、決して高くない買い物だと思います。
自宅で料亭並みのご飯をいただけるのも魅力的です。1日3回、毎食のご飯がおいしいのは、とても幸せなことだと思います。

 
  • 1
  • 2