先日、息子が学校に持って行く筆記用具を、極秘に入手した「世界一幸せな動物」クオッカのペンケースに入れ替えておく→教室でリュックを開けてびっくり、というサプライズを実行してみました。背中にファスナーが付いています。

昨日、2年半お世話になった会社に、入館証を返却して来ました。人や仕事との出会いに感謝しつつ、いよいよ次のステージに移るのだという実感が湧いてきました。

思えば、ミモレとの出会いは、2014年。母校の女子高で、在校生と卒業生がキャリアについて懇談する会に招かれ、そこで講談社に勤める後輩と知り合いました。もうすぐ大人の女性の為のプロジェクトを始めるので、協力して欲しいとのことでした。

創刊からブログを書かせて頂き、なんと既に7年以上もの時が流れたのですね。

今、ミモレを卒業するにあたり、お伝えしたいことは、2つ。

① 国内外で脆弱な立場にある人たちを、気にかけていきましょう、と私も呼びかけてきたのですが、ご自身が大変な時は支援を求めて、相談をして、助けられる側に回って下さい。私たちが、いつも助ける側にいる必要はありませんよね。経済的にも、精神的にも、そして身体的にも、大変な負荷がかかり易い今の時代。誰でも突然、助けが必要になることが、ままあると感じます。

② そして、心身共に充実している時は、社会の中で、より責任のある立場に身を置いてみませんか?ミモレの様々な記事のコメント欄を通じて、お会いしたことも無い読者の皆さんの知性や思慮深さに、私は常々感心させられてきました。その一方で、このような高い潜在能力を持った女性たちが、まだまだ地域や職場などで、それを活かせる相応のポジションに就いておらず、結果として十分な発言力や経済力を得ていないことが、社会の様々な課題の背景にあると感じるようになりました。そのような問題意識を持って、私自身は次の職場に移っていきます。

また、リアルの世界では、家族構成やライフスタイルが自分と似ている人としかほとんど知り合えませんが、ミモレというコミュニティでは、もっと多様な生き方のサンプルを体現している女性たちの姿を垣間見ることが出来ました。これにより、気づきやポジティブな感情をもらいました。

ネット上では書ききれないことも、対面なら誤解を恐れず、ざっくばらんに、フラットな関係で対話できそうな気がします。今後、仕事などを通じて一部の読者の方と出会えた暁には、ぜひ色々と語り合えたら嬉しいです!

これまでブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。ごきげんよう!