「職場の賢者」になり、年下の仲間と知識と知恵を交換しよう
「パソコンの使い方などは若い先生方に教えてもらうことも多いので、私は私で経験をもとに皆さんに貢献したいのです」と書いていたルミコさん。仰るとおり、せっかく様々な年代の人が一緒に働いているのだから、お互いの意見や経験を交換し合いたいですよね。
新しいテクノロジーや価値観については若い人から素直に教わり、経験に基づく知恵は惜しみなく伝える。ルミコさんは、例えば「職場の賢者(モダンエルダー)」を目指す、あるいは意識してみるのはいかがでしょうか?
興味深い考え方ですよね。
年長者のアドバイスを「ただの昔話」として後輩たちから煙たがられるのは残念ですし、職場にとっても損失になるので、うまく「職場の賢者(モダンエルダー)」になれるような伝え方を工夫してみたいですね。
経験も知恵も、ただ持っているだけでは「賢者」は名乗れません。
年長者としての価値を発揮するためには、「私のダイヤモンドを見て!」ではなく、後輩の状況や意思を尊重しつつ、「この人にはルビーの方がいいかな」「この角度から見せてあげた方が分かりやすいかな」という、思いやりが何より大切なのではないでしょうか。
ルミコさんの約30年にも渡る教師経験は間違いなく職場の宝です。「役に立つ昔話」を適切に語る工夫をしながら、ダイヤモンドやルビー、サファイヤたちをざっくざっく掘り出して、仲間に手渡してあげてくださいね。
皆さんのモヤモヤ話を教えてください!
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
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構成/山本理沙
前回記事「「私、信用されてない?」セカンドオピニオンをとりまくる仕事相手にモヤモヤします」はこちら>>
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