「疲れさせない文章」の3つの基準とは


「途切れない沿道の応援」とは読者やフォロワーのリアクションのことです。いいね数やコメント数、閲覧数などが書き手のモチベーションを支えてくれます。

 


これまで発信者視点で解説をしてきましたが、一度、読み手視点、フォロワーの側の気持ちで思い起こしてみてください。すごく好きでチェックしていたブログやインスタ、YouTubeチャンネルなど、あるとき急に気持ちが離れて見なくなってしまうことはありませんか。

「心離れ」の理由はいくつかありそうですが、大きな要因に「なんだか見てて疲れる」という消耗感があるように思います。私自身が文章を書くとき、あるいは編集としてライターさんの文章を推敲するときに大切にしているのも、読んだ人を消耗させない、疲れさせないかどうかということなんです。

私の思う「疲れさせない文章」の基準とは
① 長すぎない
② 決めつけない
③ 読んだ後、いい人になれる

の3つです。

逆に言うと、「疲れさせる文章」とは
① 長すぎる
② 決めつけ、押し付けがましさがある
③ 読んだ後、意地悪な気持ちになる

でしょうか。

「絶対〜したほうがいい」「〜がひどい」などの断定的あるいは否定的な文章やYouTube動画などは、一見キャッチーでバズりやすいのも事実です。しかし、継続性を考えると、読後の消耗感も激しく、フォロワー離れを生みやすい傾向があると感じています。

「疲れさせる文章」化は、わりと文章が上手い人、喋るのが上手い人、少し人気が出てきたときなど中級者以上からが要注意です! せっかくできたファンやフォロワーの心離れをうまないために「疲れせさない文章にする」ための3つの注意報をご紹介します。