いくつかチェストやローテーブルを置いて、その上にオブジェなどを置こうと思っているのですが、今はまだ置くテーブルがないため、全てベッドルームの本棚の上に全員集合しています。以前に取材いただいたこの部屋はリビングと打って変わって情報多めです。

 

キッチンの収納も渋滞中です。やかんと鉄瓶以外は全て棚の中に片付けておきたいと思っているのですが、キッチンはものが多すぎて。水やワインなどのストックや自家製のお味噌などもあるし、しかも色々増えるんですよね。床にものは置きたくないなぁと思いつつも、とにかくなかなか思うようにはいきませぬ。こっちはシンプルサイドですが、逆サイドは大変なことになっております…………。

 

このラタンのバスケットは、以前はランドリーボックスとして使用していましたが、今はゴミ箱として使っています。アフリカだったかな?茶色ではなく白で、シンプルなデザインなので主張しすぎずにどこに置いても馴染んでくれます。もう1つ欲しいのですが、もうこの蓋付きのタイプは売っていないようなのです。

 

そして、備え付けの食器棚に今はなんとか収まっている私の可愛い器たち。

仕事柄、食器類はどうしても増えてしまうのですが、できるだけ膨らまないようになんとか備え付けの収納に収まるようにと、考えながら向き合っています。掃除は好きだけど、整理整頓がそんなに得意ではない私にとって、これが限界なのです。

 

冷蔵庫の側面はこんなことに。

左上は今は亡き、初代行方家のロシアンブルーの男の子の幼少の時の写真。そしてその下は、この子が亡くなった時に悲しみに打ちひしがれていたら、お友達の酒井景都ちゃんが描いてくれたもの。私の宝物です。

 

冷蔵庫の脇のような、いつも目に付く場所ではないところは、心の中の情報を多めにぶっちゃけてもいいよね、というスタイル。ミニマルも好きだけど、可愛いものも好き。こういうちょっとした隙間でバランスをとっています。

 


最近、好きなものの幅が広がりつつあり、以前はあまり目に留まらなかったものまで、しっかり跳び混んできてしまい困惑しています(笑)。特に、器や家具は使ってはじめて実感する良さや気付きもありますよね。

好きなものが増えることは、人生の幅が広がり、より豊かに暮らせること。それが、身の回りで使うものであれば、その喜びはより大きいものになりますよね。単なる物欲を満たすだけで、手に入れることが目的ではなく、それと共に居心地良く暮らしていくことを考えながら、色々吟味することを楽しんでいけたらいいですね。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

前回記事「愛してやまない「土鍋」たち。陶芸家・二階堂明弘さんと鈴木環さんの土鍋の魅力」はこちら>>

 
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