友達が減った人の傾向2:(嫌いではないけど)話が合うわけでもない


忙しく過ごしている人が多い中、“わざわざ会う”となると、話が合って楽しい相手、さらに人として好きな相手でないと難しくなります。
よほど寂しいか、時間に余裕があるときでなければ、大して気が合うわけではない相手と「(わざわざ)会いたい」とは、思いにくいでしょう。

さらに、コロナが落ち着いて間もないときは、「家族と外出を楽しもう」「今まで会えなかった大切な人たちと会おう」という人は多いので、別に嫌っているわけではないけど、そこまで深いつながりでない相手のことは、後回しにされてしまいます。

ただ、それは仕方がありません。関係性や相性、好みの話なので、自分の努力だけではどうすることもできないことはあるでしょう。

 

コロナ禍で「価値観が変わった」のが原因であることも


それだけでなく、コロナをきっかけに生き方や人間関係を見直した人も多くいます。
たとえば、プライベートの時間の使い方が変わり、「あまり飲み歩かなくなった」という人もいます。そういう人が会ってくれない場合は、あなたに原因があるわけではなく、「やりたいことの優先順位が変わった」だけのことです。

さらに、現在は「人々の価値観が二極化している」と言われています。コロナ関連でも、それ以外のことに関しても、さまざまな情報が溢れているので、どんな情報を信じ、さらに、鵜呑みにしないで自分でも調べ、自分なりの考えをもっているのかによって、思想は随分変わってきます。
そのため、“今まで話が合っていた人と合わなくなってくること”が起こっているのです。

当たり前ですが、自分の「正しさ」を相手に押し付けてしまうのは、NGです。ただ、そうしなくても、自分と違う意見を持っている人とよりも、価値観が合う人と話していたほうが楽しいことはあります。それで、付き合う相手が変わってくることはあるでしょう。

人間関係が終わることは、決して悪いことではありません。たとえ今まで付き合っていた相手と疎遠になったとしても、また新たな人間関係を構築すればいいだけのことなのです。
それについては、次のページで紹介します。