動物と共に過ごす生活をしていると、必ずついてくるのが、ペットの闘病&死です。私は現在、セキセイインコを飼っていますが、その前は、うさぎを飼っていたことがあります。
当時、初めてペットを飼ったので、「こんなはずじゃ……」と思うような想定外の経験を色々としました。
これからペットを飼う人、または、初めてペットを飼った人にとっては、参考になる話になるかもしれません。


愛兎との運命的な出会い

「治療費40万円!?」最愛のペットの闘病&死で私が学んだこと_img0
 

まずは簡単に、「うさぎとの出会い」と「うさぎの特徴」について説明します。
私が飼っていたうさぎの名前は、うさこです。飼い始めたきっかけは、フェレットが欲しくてペットショップに行ったのですが、そのとき、生後2ヶ月くらいのうさこを見て、ビビビ! と一目惚れ。
グレー色で、顔立ちは目がクリクリしたピーター・ラビットに似ていて、あまりの可愛さに、飼うことを決めてしまいました。

動物との出会いは偶然のようで、意外と“必然”であることが多く、私自身、「これは運命だった」と感じています。
実際にこれをきっかけに私は、うさこを通して色々な経験をして、成長させてもらいましたしね。

ちなみに、うさこはオスなんです。子供の頃は、オスなのかメスなのか分からないものなのですが、お迎えするとき、ペットショップの店員さんに「この子は美人になりますよ」と言われたので、てっきりメスなのだと思って、うさこと名付けていました。
……が、ある日を境にオスだと分かる“大人の行動”をしはじめ、性別が判明。
飼い始めてしばらくは、「女同士、仲良く暮らそうね!」と話しかけていたので、ちょっとダマされた気分になり、ショックでした(苦笑)。

「うさお」に改名することも考えたのですが、その頃には、「うさこ」と呼ぶと反応するようになっていたので、そのまま呼び続けることにしました。

 


うさぎは飼いやすい動物


うさぎは平均寿命が7年くらいだと言われますが、10年以上生きる子も少なくありません。鳴きませんが、興奮するとグウグウと鼻を鳴らすような音を出します。
ごはんは、ラビットフードやうさぎ用の牧草が主食で、ニンジン好きだとは言われますが、うさこの場合は、ニンジンは嫌いで、小松菜とバナナが好きでした。
うさぎ用のトイレがあり、しつけることができるので、比較的、飼いやすい動物です。

基本、外での散歩は必要ないのですが、1日数回はケージの外に出して遊んであげることが大切。うさこは活発だったので、よく「ケージから出せ、出せアピール」をしてきて、出してあげると、部屋中を駆け回っていました。
ただし、家具や電気コードなどをかじるクセがあるので、目を離さないことが大切です。

一時期、いつでも撫でられるように、ケージの屋根を外していたことがありました。そうしたら、ある日の朝、目が覚めると、うさこがジャンプをして、ケージから脱走していたのです。
テレビをつけようと思ったら、電源がつかない、有線でつなげていたインターネットもつながらない……あらゆるコードをかじられてしまっていました。
当時、奮発して購入した中古のマッサージチェアーが、“ただのイス”になってしまったのは、悲しかったです(苦笑)。

「そもそも、うさぎってなつくの?」と思う人はいることでしょう。それについては、次のページで紹介します。
 

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