衝撃の第二波は、陶芸家 市野雅彦さん大雅工房

丹波焼というとほっこりぽってりしたものが多いイメージでしたが、大雅工房の作品はカラフルでリーズナブルで、若者の日々の生活にすっと馴染むような可愛らしいものばかり。毎日が楽しくなるような器たちがラインナップしています。

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アトリエの裏に佇む雅彦さんの作品、ハッと目を引く存在感を放っています。

工房とショップを拝見した後、裏にあるアトリエにご案内いただいて言葉を無くしました。センスの塊! ミニマルで洗練されていて本当に素敵なんです。シンプルな和の空間に散りばめられているのは、雅彦さんの作品と和のもの、そして各国の古いものたち。

 


アトリエにはちょっとしたレストランの用に立派なキッチンも完備されていて、雅よく人を招いてはアトリエで食事会をし、さまざまなアーティストたちと親睦を深めているそう。

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アトリエの所々に散りばめられた古いものたち。そのセレクトにもセンスが光ります。


そして、さらに。

この雅彦さんのアトリエは山の中腹に位置しているのですが、その上には前中さんという雅彦さんの友人が運営されているアーティストinレジデンスや空中茶室があるのです。まるで、山、丸ごと大人のアミューズメントパーク!

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森には、結婚式やライブもできる場所も。この日は展示会仕様の装飾になっています。
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階段の上には4畳分ほどの茶室。ここでお茶会を催すこともあるそう。


先日、お二人が合同で開催されていた「森のなかではなしをしよう」という企画展に遊びに伺わせていただきました。丹波篠山で活動するアーティストを中心にさまざまな方が参加されていました。食のワークショップやライブなども行い、自然の中で新しい体験に触れるという素晴らしいイベントでした。

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彫刻家クロヌマタカトシさんの木を掘り出して作られた象。かなりなリアリティがありました。
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陶芸家 吉田次朗さんは1ヶ月前から現場入りし、穴窯を掘り、掘った時にでた土でオブジェや器などを作っていました。
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木工作家 植月大輔さんの作品は、会期中に鳥が遊びに来てくれるよう鳥籠を設置したインスタレーション。


壮大な自然に囲まれた素晴らしい環境と共に、ものを創り、自由に発信しながら暮らしている姿が、本当に素敵だなと。

この場所に住んでみたいと、候補の1つとして真剣に考えています。

まだまだ素敵な方々や素晴らしい場所がたくさんあるので、また機会を作ってご紹介させてください。

長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 

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前回記事「「モノとの付き合い方=人との付き合い方?」曽祖父のティーセットについて思うこと」はこちら>>

 
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