ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方に変更と訂正のお知らせです。マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、ヘアスタイリング編です。


vol.12 ニュアンスヘアは寝癖をいかせば簡単!

〔vol.12〕寝癖、大歓迎!しっかりブローは省略してOKです_img0
 

上の2つの写真の違いはズバリ“髪”。左の写真は、しっかりブローをして整えたサラサラヘア。一方、右の写真はノンブローで寝癖をいかしたヘア。身だしなみとして、寝癖や癖毛をしっかり直し、毎朝ブローをしている方も多いかもしれませんが、その手間を省き、寝癖をいかしたスタイルのほうが簡単なのにあか抜けて見えませんか?

 


ツヤは出しつつ、大人こそ髪はラフがいい


若々しく見える髪の条件、それはツヤ感。サラサラヘアは、ともすればパサついて見えたり、ボリューム不足に見えたりと、実は大人にとっては難易度が高いもの。ヘアオイルなどでツヤを出そうにも、重たく見えたり、迫力が出すぎたりで、モードなおしゃれはともかく、抜け感のあるスタイリッシュな雰囲気には仕上げにくいんです。

そして、やっぱりスタイルにどこか「動きやニュアンスが欲しい」となったとき、ブローでサラサラに整えた後から程よく作るのもなかなか大変です。
特に今の時期、「湿気が多いから、髪がうねってまとまらない!」と悩む方も多いと思います。尚更しっかりブローしていたという方、ごめんなさい! むしろその寝癖やクセはぜひ、そのままニュアンスとして生かしましょう!

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こちらはドライヤーとブラシでしっかりブローをしたスタイル。サラサラで髪にまとまりがある一方、ぱさついて見えたり、印象がシャープに見えすぎる場合も。
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こちらはブローをせずに、ヘアバームで仕上げたスタイル。ボリュームとニュアンス、程よいツヤ感もあって、とにかく手間が少ない。なのに、こなれた雰囲気に仕上がります。このまま髪を束ねても素敵ですよ。
 
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