現在アメリカのヴァージニア州で行われているジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判に、ジョニデの元恋人であるケイト・モスが証人として証言し、話題になっています。
これは、2015年3月にアンバーがジョニデに暴力を振るったとされる件で、アンバーは妹のウィットニー・ヘンリケスを守るための正当防衛だったと主張したことが発端。事件があった日、二人はジョニデが所有するペントハウスで激しいケンカをしていて、階段でアンバーを殴るジョニデをヘンケリスが止めようとし、そのヘンリケスをさらにジョニデは殴ろうとした、というのがアンバー側の主張。ジョニデを殴ったのは「そのとき咄嗟に、過去にジョニデが交際中だったケイト・モスを階段から突き落とした事件を思い出したから」、という言い分でした。
これによってケイトがジョニデ側の証人として召喚されるのではないかと報じられていたのですが、その後、現地時間5月25日の裁判で、ケイトはビデオ・ストリーミングによる証人として登場。
「彼は私を(階段から)突き落としたことも蹴ったことも、投げ飛ばしたことも一度もありません」、とケイト。証言によると、ケイトはジョニデと訪れたジャマイカのリゾートで、自分から階段から落ち、何が起きたかわからずに叫んだとのこと。その際、「彼は私を助けるために戻ってきて私を部屋に運び、救急処置のヘルプを呼んでくれました」。
この裁判が始まった当初、ケイトは証人のリストには載っていなかったので、アンバーがケイトの名を出さなければ呼ばれなかった模様。4月から始まった裁判ではすでにジェームズ・フランコとの不倫関係や、ジョニデに殴られた傷を隠すために使ったというコンシーラーが当時はまだ発売されていなかったことなど、アンバーにとって不都合な真実が明るみになってきています。
以前のインタビューで、1998年にジョニデとの関係を終わらせたあと、失恋の痛手から何年も泣き暮らしたと語っていたケイト。別れても大事な思い出の人であることは変わらないはずで、そんなジョニデの名誉を守るために証言台に立ったことを、ケイト本人はどう思っているのでしょう。
ちなみに今のところジョニデの歴代の恋人で、彼の味方につくと公言しているのは、ヴァネッサ・パラディとウィノナ・ライダー。しかし90年代に交際していた女優のエレン・バーキンは、5月19日の裁判にオンラインで出廷し、交際中のジョニデは常にアルコールとマリファナに溺れ、自分に向かってワインボトルを投げつけたことがある、と証言しています。
今週金曜日に閉廷となるこの裁判、一体どのような判決が下されるのか。まだまだ衝撃的な事実が飛び出しそうで、目が離せません。
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