ミモレ読者の皆さま、こんにちは。
先週の日曜日、娘の通うアトリエ(アート教室)の彫刻家の先生が主催するイベントに行って来ました。海外で困るのは会場も内容もよくわからないイベントに行く時の"ドレスコード"。今日は彫刻と絵画に囲まれて、朗読と音楽を楽しんだお話と共にドレスコードのお話です。
会場と思しき場所に近づくと、空き地にずらっと車が並び、黄色いチョッキを着た10歳くらいの少年が案内してくれました。
そのまま歩いて行くとホテルらしき建物。ただ見慣れた彫刻が。あれ? もしかしてアトリエってここ?

入って行くと、いつも教えてもらっている先生が歓待してくれました。彼は彫刻家の先生の息子。2人でアトリエを運営しています。オペラ関連の仕事をしていてドイツ国内を飛び回っています。

2階の会場に行くと、グランドピアノが置かれ、既にたくさんの人が。テーマはヴェネツィア。朗読はゲーテの『イタリア紀行』学生時代に読んだのを少し再読して参加。ピアノはリストです。

海外のこの手のイベントで困るのは、ドレスコードがよくわからないこと。国が変わると似たようなイベントでも違ったりしてなかなか難しい。
かと言って、ドレスコードが良くわからないから、行かないなんてもったいないわ。
各国、公私共に様々なイベントに出席し、たどり着いたのは、迷ったらキレイめ。カジュアルな場だと思って行ったら、意外にエレガントな会だったと言うのがいちばんツラい。(失敗してへこんだこと数知れず……)

また、スタート時間も良くわからない場合は定刻に行くようにしています。このイベントには定刻に4分の3くらいの方が来て、15分遅れでスタート。
1時間半のピアノ演奏と朗読が終わった後、お庭に用意された軽食をいただきながら散策や作品鑑賞。


食べていかない? と、頂いたのがコチラ、チリコンカン。

とっても美味しかった! お姉さんは建築家。チョッキの少年は彼女の息子。皆、イタリアの大学で学んでいてイタリアに縁が深いこともあり、今回のテーマはヴェネツィアだったようです。

ショルツ首相の就任後、最初のアジア訪問国が日本だったことも話題に。ハンガリー人男性は、政治談義が始まったらめちゃくちゃ長い。ヤバイ、ドイツ人もそうなのかと焦りましたが、誰かに呼ばれて終了。ひと安心。楽しい初夏の日曜日でした。
それではまた、日曜日にお会いできたら嬉しいです♪ 良い週末を。
アトリエと週末の湖
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