とはいえ、ものづくりの現場は「興味がある!」「好きー!」だけで見せてもらえるほど甘くはなく。しかも、どうせ取材をさせていただくのであれば、その人の人間性やストーリーを引き出せるような、ガチのやつをやりたい!

それには、まず自分がその人と対等に話ができる人にならないといけないし、質問力を磨かないといけないなぁ、そんなことを思いながら6年くらい経ったある日。

3月からFORZA STYLEというメンズメディアで連載がはじまりました。わーい。
タイトルは、「うつわのことを教えて、ひさこ先生!」

突然先生になっちゃうなんて、本当に恐れ多いのですが。

「東京は文化のセレクトショップ?」モノづくりの現場で見えてくること_img0
「うつわのこと教えて、ひさこ先生!」第一回目に訪れた笠間で作陶している陶芸家 小林耶摩人さんと。私の催事でもいつもお世話になっている人気作家さんです。

この連載、きれいゴトやうわべだけの内容ではなく、作家さんにかなりグイグイ迫っていて、人間味が溢れ出している他にはないタイプなんです。

 

陶芸家になったきっかけや、いつからそれだけで食べていけるようになったのか、ギャラリーやセレクトショップとの関係性などなど…………ここまで書いたら記事として攻めすぎかなーと思っても、皆さん修正なしでお戻しいただけるので驚いています。

(この連載、わたしは書いておらず、キャスティングやディレクションをさせていただいています。)

「東京は文化のセレクトショップ?」モノづくりの現場で見えてくること_img1
来月の連載はこのお方! 陶芸家というより多彩なアーティストでした。

今後は器だけでなく食、伝統工芸や街づくりなど、ものやコトの真髄にググッと迫る人間ドラマがお送りできるよう張り切って参ります。

どうぞ、騙されたと思って1度読んでいただけたら嬉しいです。


今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
 

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前回記事「多拠点生活への道 ― 美意識の高さに驚いた、丹波篠山」はこちら>>

 
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