こんにちは、ブランディングディレクターの行方ひさこです。
ものぐさなわたしの日々、身の周りにある「もの」や「もの」との付き合い方などをゆるゆるっと綴って参ります。
久しぶりの今回は、初めての上絵付け体験についてです。
小学生の時から工作や粘土は得意なのに、絵を描くことが最も苦手。
それでよくデザイナーなんて職業が務まったのねと思う方も多いかもしれませんが、私のデザイン画はおおよそ幼稚園児レベルなので、周りの方々の温かく優しい支えがなかったら務まらなかったでしょう。
苦手意識を持ってしまうと、そこからどんどん遠ざけてしまうんですよね。デザイン画以外の絵を描くことからだいぶ離れてしまっていました。
そんな苦手意識満載で挑んだ上絵付け。
まずは、LOST AND FOUND 1階店舗で好きなニッコーの器を選ぶところからスタートです。
家にある器を思い浮かべながら、どんな器が合うか、使いやすいかなど考えながら普段のテーブルに合いそうなものを選びます。
私の食器棚には本当に気に入った絵付けのお皿が少しある程度で、ほとんどは無地のものばかり。その中に合いそうなラインを引くデザインにしようと、長方形のものをチョイスしました。絵が下手すぎて描けないっていうこともありますけどね。
5分ほど先生のレクチャーを受けます。筆の使い方やちょっとした技法などを教わるのですが、子供でもできるような簡単なもの。
あとは、好きな絵の具をパレットに移し、混ぜて好みの色を作って、好きな柄や模様を描くだけです。
先生の描く絵は、繊細で素晴らしいものばかりだったのですが、なにぶん私は絵が描けないので真似することすらできない(笑)。真似したとしても、自分の下手な絵皿の出番は一生ないと思うので、色で勝負することにしました。
気が付くと、日々集中しているようでいてあまり集中していないような気がします。こういう時の無になる感覚がとても好き。
色で勝負! と言ったからには、美しいグラデーションを作りたくて真剣です。
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