さまざまに語られる「黒」という色。ときに万能といわれるときもあれば、難しい色とされることも。そんな不思議な存在である「黒」という色を夏に着るときのポイントを「黒とは一度離れて、年齢を重ね、再び大好きな色になった」というスタイリスト大草直子さんにお伺いしました。

 

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「夏の黒」を着るときのルール①
重く見せないシアーな素材、程よく肌を見せるデザインを選ぶ

「黒」は難しい?それとも万能?夏に着るための3つのルール【スタイリスト大草直子】_img0
 

ワンピース¥37400/エンリカ(アッシュプラスエリオトロープ) バッグ¥17600/メゾン・エヌ・アッシュ・パリ(エリオポール代官山) ピアス¥19800/ブランイリス(ブランイリス トーキョー) ブレスレット¥68200、リング(左手人さし指)¥58300/マリハ(マリハ) リング(右手人さし指、左手薬指)〈2つセット〉¥20900/MC STUDIO(ZUTTOHOLIC) リング(右手薬指)¥23100/マリハ(ザ ストア バイシー 代官山店)

「夏に黒を着たくなる、重宝される理由のひとつに、肌とのコントラストを楽しめる、ということがあると思います。黒という色は素材によっても表情はさまざまですが、そうはいっても重く感じる色であることは確か。そんなときノースリーブやVネックなどで肌を出すことで、ぐっと軽やかに見せてくれるのです。

そして素材による表情の違い。ひとくちに黒といってもベースの素材によってかなり印象が違ってきます。リネンやコットンのようなドライで軽やかな素材は、黒自体もそう映ります。特に薄手で透け感があると、より軽快な印象を作ってくれます」

 
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