モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。

暑い夏に欠かせないアイテムといえば、帽子。年齢を重ねてくると”おしゃれ“という意味以上に、日差しから自分を守るために必要になってきます。とはいえ、できることならおしゃれと日除けを両立したいのが本音。今回はヘア&メイクアップアーティストではまじのヘアカットも担当している横谷百栄さんとともに、帽子と髪型について考えていきたいと思います。

 


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帽子の日のヘアアレンジ術①
いつもと違う分け目にして帽子をかぶる

 
帽子¥9900/エレンディーク トップス¥26400/モガ パンツ¥30800/デザインワークス(デザインワークス 銀座店) イヤリング¥25300/ワームス(ワームス ルミネ新宿店) リング¥29700/ノムグ

はまじ:日差しが強くなってくると帽子は欠かせないアイテムですよね。帽子をかぶるときに、いつも気になっていたことがあって。どうしても髪がぺしゃっとなってしまうじゃない? 脱いだときも完璧にキレイな状態は難しくても、なんとなく脱いでも大丈夫かなという状態をキープするためにはどうしたらいいのかな。

横谷:私も帽子かぶるから、その気持ちわかる! いちばん簡単なのは、分け目を変えることかな。どちらか左右に分け目をずらして帽子をかぶる。そして脱いだときに、かぶる前とは反対側に分け目にする。そうするといい感じで髪も立ち上がってボリューム感もキープできるよ。

はまじ:へえ!! 簡単だけど確かによさそう! 

横谷:そしてもうひとつのポイントはスタイリング剤。最近はヘアオイルのウェットな質感が流行っているじゃない? でも帽子をかぶるときにヘアオイルをつけちゃうとより髪のボリュームを押さえちゃう。かといって何もつけないと変にボリュームが出てしまう……。だから、帽子をかぶる日はヘアミルクがおすすめ。さらっとしているので、脱いだときに分け目も変えやすいよ。

 

はまじ:なるほど~。勉強になる! 帽子のかぶる方のコツってあるのかな?

横谷:目元が見えないくらい、トップクラウンと頭頂部がくっつくくらい深くかぶっている人が多い気がするんだけど、もう少し浅めのほうがバランスがいいと思うな。夏の日差しって真上からだから、そんなに深くかぶらなくても、ちゃんとツバが影を作ってくれてまぶしくないはず。おでこの中間くらいの深さでいいんじゃないかな。

はまじ:本当にそうかも! 日差し対策ではちゃんと日焼け止め塗っているし、深くかぶると視界が狭まるから、ほどよい深さでかぶるのがよさそう。ぎゅっと深くかぶらなければ、髪もそこまでぺしゃっと潰れずに済みそうだね。

 
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