モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。

スタイリストであり、エディターでもある大草直子さんの目を通して表現されるモデルはまじから、大人の女性が目指したい“色気のある人”=自分のキャラクターがある人について紐解いていきます。今回は、ファッション、そして土台を作る肌と髪の関係について。

 


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服も肌も髪も。すべて含めて自分というキャラクターができる

 
ブラウス¥12100、スカート¥17600/ステートオブマインド(ゲストリスト)

色気のある人=自分のキャラクターを纏っている人でいるためには、最初にお話したような、自分であることにすとんと腑に落ちていることがとても大切だなと思っています。まずはそこがあって、着る服で後押ししたり、モチベートすることができる。そしてもうひとつ。服を着る自分自身とは切っても切り離せない肌と髪。

どうしたって年齢とともに変化はしていきますが、無理に過去にしがみつくのではなく、今の自分で工夫する。たとえば髪にしても肌にしても、隠れてしまっているなと思ったら、少しツヤを足してみる。

逆に着る服に助けられることも。肌が少し気になるなと思ったら、着る服の色を工夫することで肌をトーンアップすることもできる。たとえばはまじが着ている淡いグリーン。ファンデーションのコントロールカラーにもある色は、纏うことでも肌を明るく見せてくれます。服、髪と肌はそれぞれに作用し合って、自分自身をかたちづくる。どう工夫するか、何を選ぶか、そこにはその人の知性が表われる気がします。

 

はまじのことでいえば、普段の彼女はごくごくシンプル。肌も髪もナチュラル。特に髪はあまり意識してこなかったそうですが、年齢とともに少しずつ髪が痩せてきたことがきっかけで、ドライヤーを変えるところからケアを始めたそうです。コツコツと続けたことで最近は髪一本一本がしっかりしてきたといいます。ベースから変えるところが彼女らしい選択だなと。いろいろなアプローチがあると思いますが、変えたり、工夫するということは、決して過去に戻ろうとすることではなくて、今の自分を大切にすること。大切にすることで、他と比べることなく、自分であることも満足できるはず。

共通点が多いモデルはまじとスタイリスト大草直子さん。名前は”直子”。誕生日は一日違い(はまじが9月12日、大草さんが13日)。父親が銀行員、そして、時期は違えど、ごくごく近いエリアで生活した経験がある、などなど。


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撮影/嶌原佑矢
スタイリング/大草直子
ヘア&メイク/野田智子
構成・文/幸山梨奈
 

 

 


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