「夏といえば白Tシャツ」は40代には無理なのか!?【40代夏服の悩み】_img0
写真/Shutterstock

夏がやって来る頃になるとTシャツ、特に白Tシャツという言葉をあちこちで見かけます。「何にでも合わせやすい白」「コットンだから気軽にざぶざぶ洗える」「お値段もお手頃なものが多い」といいことばかりですが、年齢を重ねていくうち「あれ、白Tシャツ似合わないかも」と思うことが……。

 


実際のところどうなのか、〔ミモレ編集室〕のメンバーに聞いてみると……。

以前はパックTを愛用していましたが、背中の肉、バストのライン、二の腕など気になるところがまったくカバーできず! いつからか、インナーでしか着ないようになりました。


カジュアル中のカジュアルなので、大人顔タイプには似合わなくて。体型カバーもしてくれず、華やぎも添えてくれない。ならば、ムリして着るより他に選択肢あるよね〜ってなって白Tシャツは着てきませんでした。


最近は、首が詰まったものがトレンド? なので、白Tだけだと、体操着みたいになってしまいます。


さすがにもう白Tとデニムは無理なので、アクセサリーで盛るとか、ロングスカートに合わせてちょいドラマティックに着るといった工夫は必須かなぁ。でも、ほんと白Tって難易度高い。ちゃんと考えて合わせないと素敵に見えない……。


私も数年前まではコンパクトな白Tが大好きでしたが、急激に二の腕と背中のたるみが進んで、無理になりました。


白Tシャツ、大好きです! ただ最近の体型の変化で、「着れる白T」が少なくなってきました。今は、ほんのりツヤ感のある素材、適度な厚み、適度な身幅と着丈が必要だと感じます。

いちばんの理由は体型の変化のよう。太ったわけではなくても、年齢とともに体のラインがゆるんで甘くなっていく、というのは誰にでもあること。どうしても透けてしまう白Tシャツは肉感も拾いやすく、下着選びにも悩みます。また素材やデザインのカジュアルさと大人になった自分との間に違和感が生まれることも原因のようです。特にもともとは下着だった白Tシャツならなおのこと。

そして以前はTシャツの白が顔色を明るく見せるレフ板の役割をしていてくれていたはずが、次第にざらっとしたコットンには負けてしまい、ツヤのあるコットンじゃないと難しくなってくる。そんなことも理由のようです。


「似合わないなら着ない」という選択肢もありますが、悩みを寄せてくれていた〔ミモレ編集室〕のメンバーの多くが、今の自分に似合う白Tシャツをちゃんと見つけていました。 

エイトンとエブールを着てます! どちらも生地が良くて、程よいゆとりで体のラインを拾わないので安心。色違いで持ってます。


Tシャツ、特に白Tは消耗品なので形と色の鮮度が大切だと思っています。Amazon EssentialsのコットンTはお手頃でなかなかのクオリティー。気に入っています。 


ENFOLDのデザインのある白無地Tシャツが活躍しています!


私の夏の定番白Tシャツは、ザ・ノース・フェイスのMXPです! サラリとして、風も通るし、体のラインを拾いません。


襟ぐりの詰まったもの、ビッグサイズのブームに戸惑っていました。そういう意味では、フレンチスリーブ、適度に首周りも開いているカオスのアームレットTシャツを愛用してました。


合わないがはっきりとわかると、似合うものもよくわかるようになってきます。ぼんやりと何でも着られていた頃よりも、似合うモノを着たときは明らかに違って見える。そして服に助けられる、気持ちを上げてもらえる、その感覚がよりクリアに味わえるのが大人世代。Tシャツだって今だからこそ似合う一枚、そしてコーディネートがきっとあるはずです。

ということで、こちらの記事から、大人に似合うTシャツをさまざまな角度から探していきたいと思います! 
 

構成・文/幸山梨奈
 

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