「宇宙の動きと連動する生き方って心地いい」グローバル・エリートのキャリアに影響を与えた“月星座“の考え方とは

10年近くパワーウィッシャーをしていると、コツはつかめてきます（笑）。それでも、月に２回パワーウィッシュを書く前には、『新月・満月のパワーウィッシュ』や『チャンスの扉の開き方』など、その月に部分を読み返して、頭を整理する時間をとるようにしています。何度読んでも、読むたびに、新らしい気付きがあるから面白いですよね。

パワーウィッシュに書くことは、その時の願いとして自分がイメージできる範囲で書くことなので、そのまま叶うというよりも、その願いの背景にある満たされた状態、自分も幸せに溢れて、周りにも幸せを与えられる状態につながる出来事が起こる、という感じですね。一つ一つの願いがそのまま叶うかどうかに固執するよりも、感謝の心とワクワク感を大切にする方が良いと思います。それにパワーウィッシュに書いてきたことを振り返ると、その時々に感じてきたことが反映されていて、人生の軌跡にもなっています。

私は、出張が頻繁にあり、世界中飛び回っていて、ある年などは、振り返ってみると、同じ街で書いたパワーウィッシュは数個しかなく、他は全て違うロケーションで書いていたという程、物理的には移動していますが、旅にも必ず『パワーウィッシュノート』と『月星座ダイアリー』を持参します。それに、アカデミーからの日々の発信、ブログなど欠かさずチェック。最新の世界情勢に関するニュース速報や株価の動向と同じ扱いで、必ず毎日Keikoさん情報に目を通し、その日のあらゆる行動をする上で参考にしています。これを10年近くやっているので、いつも宇宙とつながっている気持ちです（笑）。

――願いを叶えるためのアドバイスはありますか？

Keikoさんの発信は、パワーウイッシュを超えたところに導き誘ってくれます。宇宙とつながり、その流れを享受するには、自分のマインドセットも変える必要がありますし、自分を変えることにオープンでいて、波動の高い方へ自分を持っていく必要もあります。

そして流れに委ねる。「こうなったらどうしよう」という不安が頭に浮かんできたら、それも自然なことだと認めてあげつつ、動き出す勇気を持って、うまくいく可能性がたくさんあるということに思いを馳せる。自分自身に対して、そして人に対しても、優しい発想で、愛のある言葉を発しているか。波動の高い行動や言葉を選んでいるかも確認したいですね。

私が長年Keikoさんをフォローしてきていちばん好きなところは、決して、ネガティブな言葉を使わないところ。アドヴァイスの仕方もたくさんあり、「これしないとこうなっちゃう」という脅し口調の占星術も多い中で、Keikoさんはいつも否定形はスルーされて、「こうするといいわよ～」と肯定的で波動の高い言葉で話されます。これってとっても素敵ですよね。

私の経験でも、楽しみにしていた出張がささいな内部事情がきっかけで流れてしまったときがありました。もちろん残念だと思いましたが、憤慨せず、ふてくされず、「宇宙の采配でフリーに使える時間ができたから、取る間のなかった有給休暇を使って、気ままに好きなところに行こう！」と、発想を転換してみたり。昔は、「限られた時間をいかに有効に活用するか」とか「何が何の役に立つか」という感じで考えていましたが、宇宙の計らいについて知ってからは、その場で何かにつながるということでなくても、与えられた機会を素直に受け取り、直感やひらめきに従って行動してみること、考えすぎずに行動してみることにしています。

それから、Keikoさんがおっしゃっていることで、ほんとだな～とつくづく実感しているのは、旅、引っ越しなどの物理的な場所の移動の大切さ。土地のエネルギーを頂いたり、見たことのない美しい景色を眺めて感動することが、とっても開運効果が高いことです。月星座のタイプや人によって状況は様々だと思いますが、私自身の実体験としては、旅・引っ越し・美しい眺めを経験した直後に、運命の輪が加速し、「願う前に、願っていた以上のことが叶った」的なことが何度も起こっています！　ふと思い当たる感覚や、目に入る全ての情報に宇宙意志とのシンクロの可能性があることを楽しみつつ、「満月旅・新月旅」にでてみること、超お勧めします。

50歳へのカウントダウン、新たな扉が開くとき

――これから叶えたい願いはどんなものですか？

実は、来年春50歳になります！　社会人生活25年、国連に入ってからも20年。息子も高校生最後の２年となり、25年間弁護士としてバリバリ働いてきた夫も、念願のFIRE生活を始めたところです。Keikoさんの世界と出会って10年にもなるし、なんだか色々節目の時期となるような気がしています。Keikoさんからも、「次のフェーズに来ているわよ。30年サイクルで変わるときだから、第二の人生を考える時期にきている」といわれてワクワクしています。なので、これからの一年はその序章となるようなことが起こるのかなぁと……。

ある時、Keikoさんから、「世界平和を目指す国連のイメージって魚座そのものよ」と、言われてびっくりしました。中にいて、責任が増えてくると、どうしても組織として捉えてしまうのことが多いのですが、この仕事を選んだ本来の目的に立ち返るきっかけも頂きました。

私は、長い間レールに乗った生き方をしてきましたが、Keikoさんがシェアして下さる宇宙の意図について理解を深める中で、「楽しいことを追求していい」「自由に生きていい」という肯定感と、色々な個性が尊重される社会の素晴らしさに、気付きました。そして「やりたいことは何でもできる」と、一人でも多くの人が思えるおおらかな社会にしていけたらいいなと。

具体的には、何が起こるかわかりません。また国連の最前線の仕事に出ることかもしれませんし、国連とは違う立場からできる貢献の形を模索するのかもしれません。「全ての運は人を通してやってくる」、「宇宙が私たちに用意してくれている次なる素晴らしい展開は、自分の想像もつかないようなこととして起こる」というKeikoさんの格言を思えば、50歳に向かう今後一年間、ラッキースター木星が、ちょうど私の月星座と太陽星座を行き来するという天空の動きも意味深いことのように思います。

思えば、私は常にスピリチュアルな感性を味わえる日々をすごしてきました。東京、ニューヨーク、カブール、カイロ、ウィーンなど住んだ街から。それらの拠点から、その時々訪れた異国の土地から。それぞれの土地での色々な人との出会いや、美しいもの・美味しいものを通して得たつながりから、沢山のエネルギーを頂きました。「ここに来たのは初めてじゃない」「この人と前世でも近しく関わっていた」と強くつながりを感じ、説明のつかない涙が流れたり、ふとしたひらめきでしたことが功を奏し、不可能だと言われたことが信じられないような展開で可能になったり、といったことも、人生の中で数多く経験してきました。

スピリチュアルな世界というと、趣味の世界というか、現実の世界からかけ離れたことのように思われがちですが、全てつながっていて、今という、この時点でこの世界に暮らす全ての人々の人生を明るく照らすことのできる大切な１つの感性だと、私は捉えています。

だから目の前の状況に一喜一憂するよりも、宇宙を信じて身を任せる感覚を楽しむ。感謝の気持ちで、宇宙の大きな流れやタイミングを感じ取り、人生の大きな方向性を確認し、自分の求める在り方について意図したり（新月）、感謝したり（満月）する。こんなスタンスでいれば、50才からの人生後半は、見晴らしのいい海辺の高台から、地平線一杯見渡せるような豊かさで、広がって見えてくるのかなぁと。特に「風の時代」に入って世界全体が流動的で、軽やかになってからは、自分の月星座の性質を意識して伸ばすことで、自分も周りも、より幸せな状態になることが多いと日々実感しています。

私の超コアな一部となったKeikoさんの世界観。今振り返ると、過去10年近くの様々な変化のときを、いつもその時々の宇宙の流れを意識しながら、日々の開運の鍵を教えて頂きながら、パワーウィッシュに思いを託してきました。おかげさまで、自分をよりよく知り、何より宇宙の愛に溢れる意図、無限の可能性を体感できるようになりました。

日々感謝の気持ちに包まれ、人生ますますハッピー度が高まっています！　50歳からのセカンドライフも視野に入れて、宇宙がどんな気付きを与えてくれて、どんなキャストやセットの采配をしてくれるのか、とっても楽しみです（笑）。

これからも、Keikoさんの発信を通して、宇宙からのシグナルをキャッチして、いろいろな楽しい人達とかかわりながら、私の想いを発信し、一人でも多くの人々が幸せに暮らせるよう、世の中に貢献していきたい。魚座と牡羊座のまったく違うエネルギーをどう自分の中で統合していくかを楽しみにしながら……。みんなでこの星を明るい方向に持って聞けたら最高ですよね。

加藤さんは、アフガニスタン勤務からウィーンに戻った後、2015年から、再び海外赴任。国連で一番新しい機関「UNWOMEN」エジプト国連事務所長に就任。その後、UNWOMENのアジア太平洋地域事務所長。夫と子どもをウィーンに残し単身赴任を３回経験された後、４年前にウィーンで国連事務局の局長職に昇格しました。輝かしいキャリア道を歩んできた加藤さんですが、実は「Keikoさんの大ファンです。地球上どこにいても新月・満月のパワーウイッシュはマストです！」と、頬を崩し笑顔を見せる、そんな素顔を持つ女性。

 

 

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