これが仕事であれば、「この会議は事務効率化を話し合うのが目的だから、事務担当のAさんと上司のBさんの参加はマスト。まずは二人に相談して日程を調整しよう。営業のCさんにも事務のことは知っておいてほしいけど彼女は外出も多いし、もし予定が合えば参加してもらえればいいや」というように、誘う順番や声のかけ方は決めやすい。誘われる方も、「集まりの目的はなんですか?」「もっと優先すべき仕事があるので私はパスでお願いします」とはっきり言いやすいですよね。
しかしこれがプライベートだと、気を使うポイントが倍増します。お友だちとの関係では、自分や家族にとっての優先順位をはっきり主張するのをためらう人も多いでしょう。家族ぐるみの付き合いであればなおさらです。
サラリと、サクッと! 大切なのは軽やかにゆるくつながり続けること
アツコさんも書いていた通り、日程だけふわっと聞かれるのも、企画が全部決まった後に声がかかるのも、どちらもモヤモヤを生む可能性があります。人それぞれ、気にするポイントも違うでしょう。なぜ参加できないか、事情を詳しく説明すればするほど裏目に出たり……。もう、これには正解はないと思います!
ただ、一番残念なのは、「気を使うのも使われるのも面倒くさい。もう、いろいろな人と誘い合って何かするのは最低限にしよう」とあきらめてしまうこと。
コロナ禍で行動が制限される中では、新しい情報や人との出会いはおそらく貴重な財産です。出会いを呼び込むためには、気軽に誘える・誘われる人でいることがポイントではないでしょうか。ちょっとしたやりとりのかけ違いに傷つき過ぎたり、相手に気を使いすぎて疲れてしまうより、「断るのも、断られるのも、お互い様だよね」くらいの軽やかな気持ちでいる方がきっと楽だと思います。
誘い合って何かするって、そもそも難しい。その大前提を理解した上で、「気にし過ぎない」が勝ち。自分の都合を説明しすぎない、相手の事情に突っ込みすぎないこと。「今回はちょっとごめん。また誘ってね~」「他の予定があったら優先してくれていいからね〜」と軽やかに声をかけあい、ゆるやかに優しくつながり続けられたらいいですね。
皆さんのモヤモヤ話を教えてください!
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
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構成/山本理沙
前回記事「「先週と言ってることが違いません?」部下の冷ややかな視線に、上司はどう対応する?」はこちら>>
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