食洗機といえば、大きくて、設置も大掛かり、気軽に導入というわけにはいかないもの……では、もうありません! 今回お試しするのは、シンク横にスッキリ置ける薄型のパナソニック製と、シンクにためた水の中で超音波洗浄をする新発想のBDP製。いずれも工事不要ですぐに使えますが、その汚れ落ちは? 〔ミモレ編集室〕のkiwakoさんがレポートします。

 
今回試すのはこの2つ!
薄型 &リフトアップドアで省スペース。除菌機能も!
パナソニック「スリム食洗機(タンク式)」
 
本体はタブレットサイズ。シンクが食洗機になる大ヒット商品
BDP「THE WASHER PRO」
 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

kiwakoさん

夫・子ども2人・夫の両親と6人暮らし。個々の生活スタイルが異なるため、食事の人数も毎回変わります。片付け時間も長短さまざま。キッチン1つを母と私で使用するので、準備や片付けはできるだけスピーディに済ませたいです。



お試し品1
水栓の取り換えも一切不要。賃貸住宅でもすぐに使える!
パナソニック「スリム食洗機(タンク式)」

薄型で、ドアが上に開く構造なので、置き場所がなくて諦めていた方におすすめ。タンクに給水して使うため、自宅の水栓を変える必要がありません。高温高圧の「ストリーム除菌洗浄」や約4人分の食器が一度に入る収納力も優秀。月額2530円〜サブスク利用もできます。スリム食洗機(タンク式)NP-TSP1 ¥83000前後(編集部調べ)/パナソニック


 kiwako’s Report 
汚れ・においがきれいに取れました! 除菌・乾燥機能や節水効果も◎


我が家のシンク下にでんっと構える約20年前のビルトイン食洗機。当初は活躍したそうですが、現在は全く使用していません。手荒れは年々ひどくなるし、家事は手短に済ませたい。でも夫の両親と同居の為、工事を伴う買い替えはハードル高め。工事要らずで場所をとらない食洗機をサラッと取り付けできたら最高〜と目論んでいます。

まずは、パナソニックから。

タンク式で工事不要。届いて直ぐに、しかもひとりで設置できました。
タンクに水を入れてスイッチON。分岐水栓にして、水道からも水がひけるタイプなので、ライフスタイルの変化にも対応。
とある日の、アジフライなど夕食3人分の食器類。汚れレベル1に設定し、開始から約1時間24分(ドライキープの時間を除く)で、きれいになりました。

食洗機って本当にきれいになるの? 中ではどんな風に洗っているんだろう? と思っていましたが、綾瀬はるかさんのCMで紹介していましたね。強力でパワフルな50℃以上の高圧水流。洗浄工程で除菌もしてくれます。においも気になりませんでした。しかも使用水量は手洗いの約1/5とは! 綾瀬さんが「すごい、すごいわね!」と言うのも納得です。
ラクしてきれいに、しかもエコ。みんなハッピーになれますね♪

低温ソフト設定で耐熱プラスチック食器を洗えます。毎日親子で使っているプラスチックのコップ(ポリカーボネート製)も大丈夫でした。
ぬるつきやすいスープジャーの蓋。きれいになるし、カラッとした仕上がりが嬉しい。

汚れレベルは3段階選択できます。また「念入りすすぎ」「乾燥効果」「操作時の音を小さく」等、設定は多岐に渡ります。細やかなニーズに応えて進化しているところも、さすがのパナソニック。

使い心地で特に気に入ったのは、乾燥と、洗浄工程での除菌機能です。
梅雨時期は食器がなかなか乾かないし、布巾もすぐ濡れてしまいます。洗い終えた後も、手間と時間がかかるもの(涙)。でも、この食洗機ならドライキープ機能もあり、カラッと乾きます(傾けてセットしないとコップ底のくぼみに水滴が残りますが)。嬉しい除菌機能もついていて清潔・安心。拭かずに片付けできるし、そのまま食卓へGOも(笑)。大助かりです!

仕様やサイズによって食洗機の値段は幅広いと思いますが、こちらのタイプは分岐水栓と工事費がかからない分、約8万円と初期費用がお得です。ランニングコストもお得な上、「自由時間」というプライスレスが手に入ります。

 
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