1. 「水仕事をしてない手だねえ」。20代のころは、よく母親からそう言われたものです。全くしてないわけではなかったけれど、確かにカサツキとは無縁だったし、パーンとハリがありました。年子育児をしていた30代も、便利家電・ガジェット好きだったこともあり、迷わず導入した食洗機や衣類乾燥機に助けられ、案外そんなに手を酷使していなかったかも。ところが今、40代に突入し、何だか手の甲が筋張ってきたのを感じます。あいかわらず、あまり水には近付いていません(一応主婦なのに・笑)から、思い当たるのはふたつだけ。コロナ禍でぐっと増えたアルコール消毒と、何と言っても紫外線!
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本当に日焼け止め?と疑いたくなるくらい、フレグランス並みに香ります。ジルスチュアートの姉妹ブランドであるフローラノーティスには、さまざまな香りがラインナップされていますが、どれも高級ホテルのロビーのにおいがすると思っています(笑)。センシュアルジャスミン エッセンシャルUVプロテクター〈日やけ止めミルク〉60g SPF50+・PA++++ ¥3300/フローラノーティス ジルスチュアート


全ての老化は紫外線に通ず。それなのに、「手」は全身で一番無防備かも


顔面のUVは真冬でも欠かしませんし、夏は首の後ろやデコルテなども意識高めに塗り塗り。それなのに案外手元には塗ってないなあ、と思います。塗ったところで、お手洗いで一回手を洗ってしまえば落ちてしまうし、最近は1日に何回も行う手指消毒のアルコールで、油分ベースのものは取れてしまう。そう思うと、意味がないと感じてしまいがちだからかも。なるべく自動的に手のUV対策できる仕組み、何かないかしら……と考えたところ、妙案が思いついたんです。

 


UVが面倒なら、ハンドクリームと思えばいいじゃない!(マリー・アントワネット風で♡)


そんな私でも、たまに塗るハンドクリームは嫌いじゃない。水仕事で乾燥する方は潤いを補給する目的がもちろん大きいと思いますが、私は仕事柄パソコンや紙をたくさん触らなくてはいけないので、油分でベタベタするのはちょっと……。どちらかというと、その香りで気分転換するために塗っています。だから、正直手のひらには塗りたくなくて、塗っているのは、ほぼほぼ手の甲。考えてみると、あのUVならハンドクリーム代わりになりそうだな……と閃いてしまいました。それがこちら。

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質感はまったくもって乳液。みずみずしく潤うし、塗れば透明になるし、日焼け止めっぽい匂いもしないんです。日焼け止めだと思って使ってきたけど、これハンドクリームと思い込めばハンドクリームだわ(注:実際は日焼け止めです)。センシュアルジャスミン エッセンシャルUVプロテクター〈日やけ止めミルク〉60g SPF50+・PA++++ ¥3300/フローラノーティス ジルスチュアート

改めて見れば、美しいパッケージとスリムで洗練されたチューブ、どこからどう見てもハンドクリームに思えてきます。やっぱり目に気持ちいいデザインだと、いつも身近に連れて歩きたくなりますよね。ここから何とか、ハンドのUVケアを習慣にしていきたい。そんな決意表明を胸に、今日も塗り塗り。

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塗るなり即効で見た目をツヤツヤしっとりさせつつ、紫外線ダメージによる未来のシワやゴワツキ、シミを予防するために。塗り直しが自然にできる、という点に重きを置いたライフハック、というか自分への刷り込み? 石像を思い込みの力で伴侶に変えたピグマリオン神話のように、UVクリームをハンドクリームに脳内変換する力技、フローラノーティスならあながち思い込みで終わらないかも。


前回記事「猛暑日も香りで涼む。フレグランスの重ねづけで、お気に入りを夏らしく」はこちら>>

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