先月キャサリン妃が、ご一家の名が配された州、イングランド東部のケンブリッジを訪問されました。
その際お召しになっていたのは、爽やかなブルー系のファッション。
昼夜の寒暖差がある英国ゆえ、コートを羽織られつつ、しかし中にはシフォンの半袖ワンピースを着用されていました。
公の場では初めてお披露目されたドレスでしたが、実は色違いをすでにお持ち!
またも大人買いをされたワンピースだったんです。

猛暑が続き、すっかり夏に突入の日本ですが、とはいえ室内ではエアコンとの闘いも。そんな今にちょうど良く、しかもシーズンレスで活躍してくれるのが、キャサリン妃ご愛用のシフォン素材ワンピース。着回し上手な妃が、一体どんな色・デザインを選ばれたのか、要チェックです。

 


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ブルー×ライラック×グレー。色の系統を合わせたカラーコーデ

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2022年6月23日、ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館を訪問。 ブルーのコート/不明 プリントのワンピース/L.K. ベネット クラッチ、/エミー ロンドン 写真:ロイター/アフロ

一見爽やかそうに見えますが、コートはウールです(笑)。コートといえばすっかりロング丈が定番になったキャサリン妃ですが、中に異素材のプリントワンピースを合わせるというのは、昨今では珍しい組み合わせ。
しかもブルーのコートに、ワンピースはブルーとライラックのグラデーション、そしてクラッチや靴はブルーグレーと、それぞれ実は異なる色。新鮮なカラーコーデ! と思いつつ、すべて同じ系列の色味だからこそ、美しく馴染んでいます。

全て寒色系で統一されていることも、わかりやすいポイントですね。
3色以上の色を組み合わせる場合には、キャサリン妃のように、似た系列の色同士であればすんなりマッチするはず。
柄物の場合は、その中の一色を軸に他を合わせれば、うまくまとまるでしょう。

では、コートの下は……というと、透け感のあるサマーワンピースを着用されていました。
 

半袖シフォンワンピース+エスパドリーユで夏スタイルに変身

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2022年6月23日、ケンブリッジ州のマーケットを訪問。 プリントのワンピース/L.K. ベネット エスパドリーユ/カスタニエール 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

クルーネックにラッパ・スリーブの半袖、高い位置でのウエスト切り替えになったミディ丈のワンピースは、まさにキャサリン妃のお好きな条件が揃ったデザイン。
ブルーからライラックのグラデーションに、実はアニマル柄が散りばめられていて、甘いだけではなくセクシーさもチラリとあるところもお好きな理由でしょう。

実はこのワンピース、お仕事の場でのお披露目は今回は初ですが、2015年にロンドンでプライベートのディナーを楽しまれた際に着用されていたものなんです。
7年経って公務デビュー。でもキャサリン妃ご自身としては着回しということになりますね。

注目なのは、この日コートを脱いだだけでなく靴も履き替え、一気にサマースタイルへと変えられたこと。スエードのパンプスから、エスパドリーユに変わったことで印象はガラリと一変し、夏ファッションになりました。

アウターの下にもかさばらずに軽く、しかも半袖ならば夏は一枚で、パーティーにもバッチリと、年中活躍してくれる便利ワンピースです。
それを証拠に、着回し上手なキャサリン妃は、やはりこれも大人買い! 色違いでお持ちです。
ではもう一色は……?

 
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