人生の決定的な分かれ道、
更年期こそ「引き寄せの引力」を持ちたい


ふと“見るからに若々しい人”も同じなのではないかと思えてきました。見た目の若さも、要は“若さを引き寄せる引力”を持っているか否か? だから極端な話、加齢にさえプラスの要素を見つけるような発想が必要ではないかと思うのです。

そういう意味でも、決定的な別れ道となるのが更年期世代。そこに突入する時に「女として終わる」と考えるか、逆に「何かの始まり」と考えるのかで、見た目の若さはもちろん、その先の運命も全く変わってくるはずで、引き寄せの法則がリアルに生きてくるのが、更年期だと思うのです。

確かに、女性ホルモンの分泌が一気に減り、肌にも髪にも足腰にも体力にも、脳や骨にまで影響が及ぶのは事実。でもその時、人間が本来持っている力を強く信じる心を持つことが、新たな若さや美しさを引き寄せると考えてみたいのです。

これは単なる精神論ではありません。女性ホルモンの低下によって若さの可能性が全て絶たれるわけではなく、そうやって失われた力をどうにか補っていこうとする力を人間は持っています。ただそういう潜在能力は自ら目覚めさせてあげなければ、やはり眠ってしまう。だから自分の力を信じるか信じないか、そこが人にとって最も大きな別れ道だと言いたいのです。

まさにネガティブをポジティブに変える意識の転換、更年期世代がここぞとばかりにそれを発揮すれば、次々に新しい美しさを引き寄せて、形の美しさだけじゃない、光を引き寄せ、人を惹きつけ、幸せを引き寄せる力までが、更年期だからこそ一緒に目覚めることを、まず信じて欲しいのです。
   
さああなたは、そういう意味での引力を、引き寄せる力を持っているでしょうか。