ただ、男性メンバーは、「きっと(くさい台詞は)、すぐにお腹いっぱいになるはず」と推理していましたね。筆者も、「もういいよ!」となってしまうかなぁ……と思っていました。しかし美紀さんは、どんどんマクファーの“沼”に落ちていくんですよね。
序盤は、自分勝手な子なのかな? という印象を与えていましたが、だんだんと行動の“裏”に隠された優しさが見えてたマクファー。実母と話している時の子どものような瞳が、本来の彼なのかもしれません。美紀さんは、最初からそれを見抜いていたのかも?
スタジオMCのSHELLYさんも分析していたように、美紀さんは純粋な心の持ち主なのでしょう。「何か裏がある?」「本当に思ってるの?」などと邪推をせず、かけられた言葉を素直に飲み込むことができる。
情熱的なマクファーに対して、“安心感の塊”なのが長谷川さんです。2人きりでジャグジーに入っていてもあまりボディタッチをしないし、コワモテな感じなのに恋愛に奥手。美紀さんからすると、「ちょっと物足りない……?」という懸念もあったはずです。分かりやすくときめきを与えてくれるのは、マクファーですもんね。
しかし筆者は、長谷川さんは実はやり手なのでは? と読んでいます。2人でデートをする時に、自分の得意分野を見せつけるのは、バチェラーシリーズあるある。マクファーも、バスケのプレイを美紀さんに見せていました。ただ、長谷川さんは見せるだけでなく、美紀さんと一緒にバスケをする提案をしたのです。
経営者として、“できる女”の顔を見せていた美紀さんが、バスケをしている時はひとりの女の子になっていたように感じました。自分のテリトリーに相手を引き入ることで、より凄さを分からせてしまうというか。自然に、優位に立ってしまうというか……。長谷川さん、やりおるんですよ!
ここまで、ざっと振り返ってきましたが、本当にいろいろなことがあった『バチェロレッテ2』。さまざまなことを加味した上で、筆者のファイナルローズ予想は長谷川さんです。
美紀さんって、男性陣と話す時に、「すごぉい!」「うれしい!」と相手を優位に立たせる対応をするんですよね。けれど、長谷川さんに対しては、まるで同級生のように接している。その姿を見て、“鎧を脱ぐ”というのは、こういうことなのでは? と感じました。恋愛となるとマクファーなのかもしれませんが、結婚となると長谷川さんが優勢な気が。
ただ、最後まで何が起きるか分からないのが『バチェラー』シリーズ。初代バチェロレッテの萌子さんのように、誰にもファイナルローズを渡さない可能性だってあります。ああ、はやく最終回が観たい!
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