ミモレ読者のみなさま、こんにちは!

家庭料理技能検定準1級の河合さくらです。あまりの暑さに耐えかねた自然の姿に、危機感を感じて過ごす今年の夏。

大事にしている庭のクッキングアップル「ブラムリー」の木も、この暑さに強く抗議中。いつもは青々とした葉が、高温と多雨で黄色くなってしまいました。

夏をなんとか乗り切きって元気に秋を迎えるために、健康維持食=赤だしのお味噌汁をまたまた、ご紹介今回は夏野菜を使う赤だしです。夏野菜の代表選手といえば、トマトと茄子!お味噌にトマトなのっ?って、驚かれる方もおいでかも知れませんけれど、意外によく合います。

残念ながら閉店してしまったのですが、以前、鎌倉にとてもとても美味しい手打ちうどん屋さん(もとは銀座で大繁盛していたお店、忙しくなりすぎて鎌倉へ逃避)がありました。あまりの美味しさゆえに家族で通い詰めたのですが、その店の看板メニューに”トマトうどん”というのがあって。「トマトにおうどんって、変じゃない?」と、まことにぶしつけな質問をしたところ(すみません汗)、店主T氏に「絶対おいしいから食べてみてぇ〜」(徳島弁です)と言われ、恐る恐るいただいたところ、あまりの美味しさに倒れそうになりました。少しだけ加えられたお酢が、お出汁とトマトの橋渡しをしていたのです!

それ以後、出汁でトマトを食すときは酸味のある隠し味をすべし、というのをキモに命じました。赤だし味噌といえば、ふつうのお味噌に比べて酸味がある。よし、思い切ってトマトを投入してみようと思ったのでした。

では、作り方を書きます。美味しい上に手軽にできます、ぜひ、お試しください。

 <盛夏トマトの赤だし味噌汁>

これは中くらいの大きさのトマト、食べやすいように裏に放射状に隠し包丁をいれてあります。トマトの上に乗っているお花は、庭で育てている万願寺とうがらしの花。万願寺とうがらしと同じ味で、ぴりっと美味しい。

材料:お好きな種類のトマト 好みの出汁 赤だし味噌(一人当たり大匙1杯弱) 青紫蘇などのあしらい

1 トマトを湯むきする。中くらいの大きさが、食べやすい。皮むきが億劫でないのなら、プチトマトを使ってもOKです。

2 湯むきしたトマトを、出汁に塩か薄口醤油少々を加えたものに漬けて数時間以上、できればひと晩、冷蔵庫で底味をつけながら落ち着かせます。(これで「トマトのおひたし」完成です!)

3 小鍋に人数分の出汁を入れ、2のトマトを加えてあたため、赤だし味噌をひとり大さじ1杯弱の分量で、溶く。

4 椀によそい、千切りの青紫蘇の葉をトマトの上に天盛りに飾る。

南米原産のトマトは雨が苦手、夏の強い日差しを浴びたあとのトマトは甘くなるのでより、美味しくできます!プチトマトでも普通の大きさのトマトでも、大丈夫。

可憐な万願寺とうがらしの花。自分で畑をしていると、こういうふうに花を食せるのが楽しいところ。万願寺唐辛子やししとうは、プランターでも簡単に育てられます。
 
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