8月2日、夏休み中にもかかわらず、ご両親とご一緒に、初めて他のご兄弟なしにお一人で公務に同行されたシャーロット王女。この日、コモンウェルスゲームと称される、英連邦加盟国のオリンピックの観戦にいらした御三方でしたが、ご夫妻同様にシャーロット王女もスポーツが大好き。水泳や体操競技の観戦時には、珍しく興奮を表し楽しまれていました。
ご兄弟の中で最もしっかり者とも言われるだけに、長時間にわたり終始お行儀良く、超キュートなお姿に、英国記事では“パーフェクト・プリンセス”と称賛の声しきりでした。
また今年ではや7歳となられた、ケンブリッジ公爵家の唯一のプリンセスは、ファッションにも成長がうかがえ、母キャサリン妃と同様にますます注目が集まりました。王女の最新の夏ファッションが超可愛いことはいうまでもなく、さらに私の注目ポイントはヘアスタイル! 今回初めてで、新鮮なスタイルに加え、プリンセスの定番ヘアスタイルをご紹介します。
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ヘアアレンジ① 三つ編み
先週の最新シャーロット王女のお姿がこちらです。
ネイビーに白のボーダー、レースのトリミングがなされた白の襟付きワンピースと、白いサンダル、といったスタイルが夏らしく、そしてスポーツ観戦という場にとてもマッチしていました。
シンプルなデザインに定番柄、白襟と、母キャサリン妃らしいチョイスであることはもちろん、プリンセスらしく、シャーロット王女にとってもお似合いです。さすが娘に似合うものをご存知のキャサリン妃です。
何と言っても今回、最も注目なのはヘアスタイル! 初めて、公の場で三つ編みスタイルをご披露されました。これが、驚くほどにシャーロット王女の可愛らしさをより引き立てていて、とってもお似合い! シンプルなドレスもお洒落度がアップして見えます。レトロとも言える、昭和の王道ヘアスタイルがお似合いとは、さすが英国プリンセス。むしろ、モダンにすら見えるから不思議です。
きっちり&ぴったりと撫で付けて整えられた髪は、センターを軸に分けられていて、しかし、完全なるセンターパーツではなく、緩やかに斜めにカーブしています。ここで実は、さりげなく遊び(エッジ)をプラスされていますね。また、三つ編みの先に結ばれたヘアゴムも、ワンピースの色と合わせてネイビーに。さりげなく、小さなところまで計算をされているからこその、普通に見せたオシャレぶりです。髪の色はどんどん明るく、父ウィリアム王子寄りに変化中のシャーロット王女です。
ヘアアレンジ② ハーフアップ
こちらは今年6月のプラチナ・ジュビリーイベントの際のシャーロット王女です。この時には、ハーフアップのヘアスタイルを披露。
これは、思い返せば母キャサリン妃もかつて良くされていたガーリーなスタイルですが、ロングヘアの女性にとっては、前髪が乱れたりだらしなく見えることを防ぐにはもってこいのスタイルですね。そのため、プリンセスの鉄板スタイルとも言えます。ベイビーの頃から、シャーロット王女にとっては慣れ親しんだ、フォーマルな場での定番スタイルと言えるでしょう。ほぼセンターパーツで分け、前髪をそれぞれサイドで三つ編みにし、それらを後ろ中央で結んだスタイルが基本です。
こちらが、横から見たヘアスタイル。
ここでもやはり、ワンピース の色に合わせたリボンでアクセントをつけられています。三つ編みを結ぶ位置(=リボンの位置)は、前髪の長さにもよってもその都度変わりますが、上にあればあるほど華やかさが増し、下にあるほどナチュラルに見えます。この時は、エリザベス女王のお祝いイベントということで、高い位置でリボンが結ばれているのがわかります。
ヘアアレンジ③ ダウンスタイル
これは、今年のシャーロット王女7歳のお誕生日を記念して公開された、キャサリン妃撮影のお写真でした。この中での王女の、サラサラの髪をそのままおろしたナチュラルなスタイルがあまりにも大人っぽくて驚いたことを今でも覚えていますが、あくまでもプライベートのシーンでだけ拝見するのが、このダウンスタイルでした。
しかし、それにも変化が……。
こちらもプラチナ・ジュビリー・ウィーク(6月)の中の BBC主催のコンサートに出席された時のシャーロット王女です。夜に行われた野外コンサートということで、真っ赤なワンピースにケープコートをお召しになっていた王女。初めての、プリンセスのドレスアップ姿でした。
ヘアスタイルも、あえておろしてナチュラルに。でもセンターパーツでモードスタイルにされていて、オフシーンのカジュアルスタイルの時とは、実は似て非なり。意図的に、この時には大人っぽく、かつオシャレに見えるようなダウンスタイルにされています。
これから成長されるに従って、ドレス姿や大人っぽいヘアスタイルも増えてくることが予想されます。今後キャサリン妃はもちろん、シャーロット王女のファッションの全てに更なる注目が集まるでしょう。楽しみです!
構成/高橋香奈子
前回記事「【キャサリン妃コーデ】使いやすいボーダートップス、選びのコツはピッチ幅(ボーダーの太さ)にあり!」はこちら>>
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