7月31日、キャサリン妃はイングランド南西部の港湾都市、プリマスでご公務に従事。マリンスポーツを通して次世代の子供達の支援をしたり、海洋保護の活動などを行うチャリティ組織のパトロンとして、2014年からキャサリン妃も支援をされています。
何よりご自身も、マリンスポーツが大好きなキャサリン妃だけに、この日も“セールGP”と称される双胴船を採用したヨットレースに参加。チームの一員として勝利にも貢献されました。

そんなお仕事内容に合わせて、到着時のファッションは、当然マリンスタイルだったキャサリン妃。上下ともに新アイテムの、ボーダーを軸にした夏コーデがとっても爽やかでキュートでした。
前回お伝えしたばかりのメーガン夫人とダイアナ元妃に続いて、なんとキャサリン妃も、この日ショートパンツを着用!

これまでと似て非なり、洗練されたキャサリン妃の最新ボーダー・ファッションと、実はまたも大人買いされていたほどのお気に入りボーダーとはどんなデザイン? さらに、他にも愛用のボーダーに共通点ありき……。公私問わず、キャサリン妃にとって定番、ボーダーの色々な着こなし方をご紹介します。

 


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最新マリンルックは、ボーダー+ショートパンツ!

2022年7月31日、イングランド南西部プリマスにて、ヨットレース“セールGP”に参加。 ボーダーニット/アーデム リネンのショートパンツ/ホランド・クーパー ピアス/Orelia London スニーカー/スペルガ 写真:ロイター/アフロ

これが先週末のキャサリン妃ファッションです。ネイビーに生成りのボーダーニットに、白のショートパンツ、そして愛用のキャンバススニーカーを合わせた着こなしが、まさにマリンスタイル!

実はニットの素材がカシミア、ショートパンツはリネンと、一見季節感が異なるもの同士のようですが、乾燥した英国の、海風が吹く場所となれば夏でもカシミアが適していたり。一方パンツは夏素材で涼やかに、という上下の異素材コーデも上級です。

メーガン夫人がトレンドのバミューダパンツを選ばれていたのに対し、キャサリン妃はやはり、というべきか、トラッド色の強い英国ブランドのベーシックデザインをチョイス。太ももが出る、どちらかといえば短めな丈で、シルエットはボディにフィットしてコンパクトなもの。またハイウエストになっているところはモダンな印象で、これが短め丈を隠してくれる上に脚長効果の役目も果たしています。

そして実はこのニット、既に色違いでお持ちだった、2つ目の大人買いアイテムだったんです!

ではもう一つのものとはどれだったでしょう? 着こなし方も大きく違っていました。
 

色違いは、ジャケット+パンツ に合わせてキッチリお仕事スタイルに

2021年5月26日、スコットランドを訪問。 ジャケット/ホランド・クーパー ボーダーニット/アーデム スニーカー/ヴェジャ 写真:PA Images/アフロ

昨年スコットランドを訪問された際、色違いのニットを初めてお召しになりました。生成りベースに黒のボーダーと、ベーシックカラー同士の超定番とも言える掛け合わせですね。ただこの時には、黒のダブルブレストのジャケット+ショートパンツといった、シャープでキチンと感のあるスタイルをされているのが印象的です。しかし靴には抜け感と動きやすさをプラスし、スニーカーとコーディネート。この日デビューしたスニーカーは、世界中で人気のエコブランド、ヴェジャのものでした。

この頃から静かに増えていったキャサリン妃のパンツスーツ・スタイルですが、インナーをボーダーにされたことで、爽やかでナチュラルなニュアンスが加わっています。これが、まさにキャサリン妃らしいパンツスタイルに一役買ってくれているとも言えるでしょう。


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【キャサリン妃コーデ】黒&モノトーンファッション10選
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