思い返せばキャサリン妃を筆頭に、各国のロイヤルファミリーの皆様のカップルコーデや親子コーデ、またご家族コーデといった、いわゆるリンクコーデが注目され、今ではすっかり仲良しスタイルの定番のようになりました。
更に昨今では、プリンセスたちの成長も手伝って、新たな注目スタイルも! それが「母娘でお洋服をシェア」すること。先日、スペインのレティシア王妃が初めて長女のお洋服を借りて公務に登場されたことが話題になったばかり!
そういえば、と思い出したのが英国キャサリン妃。実家のご家族の仲良しぶりは知られるところですが、姉妹、母娘でお洋服をシェアされることもしばしばです。
当然のごとく年齢差のある母娘が、一体どんなアイテムを共有し、どのように着こなしをされているのか、是非ご覧ください!
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【スペイン】レオノール王女(娘)
今年6月、ご家族で観劇にいらした際初めてお披露目された、このワンピース。スペインのコスパブランド、Dandara(ダンダラ)のもので、コーラルレッドをベースに イカットプリントが夏らしいミディ丈のワンピース がとてもお似合いです。プライベートの外出らしく、クロスボディのバッグを斜めがけにされ、足元はメタリックのウェッジソールと、リラックス感がありつつ華やかさもあるスタイルが、TPOにもぴったりです。
現在16歳。すっかり大人の女性に成長されたレオノール王女ですが、若々しさと女性らしさのバランスが見事な着こなしですね。それもやはり、オシャレに定評のある母レティシア王妃のDNA、もしくはアドバイスありきなのでしょう。
そんな母は、なんと翌月公務で、このワンピースをお召しになったんです!!
【スペイン】レティシア王妃(母)
こちらが母、レティシア王妃の着こなしです! 見ての通り同じワンピースながら、雰囲気は異なりますね。公務ということで、コーディネートはシンプルにされているものの、それらのチョイスにはやはり拘りあり。
全体のアクセントとなっている靴は、ウェッジソールのエスパドリーユ。一見カジュアルなデザインも、ブラウンのレザーと大人素材のシックな色を選ばれていることで、グッとワンピースの印象が大人に。とはいえ、実はこれ、ザラの姉妹ブランド、Uterque(ウテルケ)の物というから驚きです。
本来このワンピースが、シャツカラー、伝統的エスニック柄、6分袖、ミディ丈、エアリーな素材(ビスコースレーヨン)とロイヤルの皆様が愛用されるデザインであることが、何より母娘シェアを可能にしている理由でしょう。
母であり王妃らしさが最も表れているのは、やはりジュエリー! 見えにくいですが、ワンピースに合わされているのは、ダイヤモンド形のピアスです。
レオノール王女は、ややカジュアルな小物選びで若さを感じさせ、一方王妃は、レザーやダイアモンドといった本物志向の小物で大人スタイルに。
値段ではなく、小物の選び方で、母娘のニュアンスを大きく変えていらっしゃるところが、さすがオシャレ上級者です。
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