次は、中央のサウナ「檜蒸(Hijo)」。
比叡山に多く自生している檜をテーマにしたサウナ。こちらのサウナ室は「炭蒸」に比べると広々とした印象です。シックで落ち着いた内装にホッとする感じ。清涼な香りと熱の刺激によって血行が促進され、疲労物質の排出が高まり、身体の疲れが軽減するようです。
最後は女性や美容男子に嬉しいサウナ、「美蒸(Bijo)」。
あまりのピンクに一瞬戸惑いましたが、体内のコラーゲンを活性化させる特殊な光を用いたサウナなのです。光線が真皮層にまで届き、線維芽細胞に働きかけてくれるというのです。
線維芽細胞とは、真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出している源となるもので、若々しい素肌との密接な関わりを持っていると言われています。線維芽細胞の働きが活発だと新陳代謝がスムーズに行われ、ふっくらと弾力のある健康な肌を保つことが可能だそう。紫外線や乾燥、活性酸素などによって新陳代謝が鈍り、線維芽細胞の働きや細胞の数が減ると、コラーゲンやエラスチンの変性や、ヒアルロン酸が失われ肌は弾力を失い水分が減少していきます。積極的に線維芽細胞に働きかけて、肌をイキイキと保ちたいものです。
女性にとって肌の健康は心の健康!
気を巡らせることで心身を再生するような体験を、ということでフロントの隣にお茶をいただけるスペース「帰去来」も。季節や身体の状態から選ぶことができるので、気軽に中国茶もいただけるし、もちろん日本茶やコーヒーと品揃えが幅広いのも嬉しい。美しいお庭を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
最後になりましたが、駅からの途中、ホテルから徒歩3、4分のところに瑠璃光院があります。秋には真っ赤に燃える紅葉と共に過ごすのも良いですよね。私は、1階で苔と石を見て過ごすのが好きです。ぜひ、こちらでも心身共に洗われる時を。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
前回記事「美しい小学校をリノベーションして作られた京都のアートなホテルへ」はこちら>>
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