●仲直りのきっかけ4:リアル、もしくはSNSで、バッタリ再会
予期せぬ再会で、関係が復活することがあります。
たとえば……
・街でバッタリ会ったのをきっかけに、連絡を取り合うようになった。
・Facebookで見かけて、またつながった。
・LINEを始めたら、連絡が来るようになった。

など。

たとえば、LINEを登録したてのときに、「連絡先(電話帳)と同期する」に設定していると、色々な人に自分がLINEを開始したことが通知され、しばらく連絡を取っていなかった相手からもメッセージがきたことがある人は案外多いはず。
またFacebookで懐かしの相手を検索したり、逆に検索されたりして、再会した人も少なからずいます。
まさに、IT技術が進歩している現代ならでは、だと言えるでしょう。

リアルに「街でバッタリ再会する」というパターンの場合は奇跡に近いので、運命的なものを感じることが多いでしょう。
ただし、再会したときに笑顔で挨拶をかわせるくらいであればいいのですが、残念な原因で疎遠になってしまっている場合は、どちらか(もしくは双方)が気づかないふりをしたり、先に気づいたほうが相手に見つからないように隠れたりしがちなところも……(苦笑)。

つまり、これまで紹介した「仲直りのきっかけ」4つのどれにでも言えることですが、「単に再会したくらいでは、仲直りしないこともある」ということです。

 

再会したときに仲直りするための条件がある


再会したことで関係が復活するのには、いくつかの条件があるといえます。それは、主に3つあります。

●仲直りするための条件1:お互いに相手(の人格)を深く傷つけていない
どちらかが根に持つくらい、相手にひどいことをされたり、人格が傷つくような醜い言葉を投げかけられたりした場合は、再会したくらいでは関係が修復しないでしょう。

もちろん再会をきっかけに謝罪してもらったら、水に流すことはあるかもしれませんが、たとえ許したのだとしても、「今後、また前と同じように付き合っていきたい」とまでは思わないケースは少なくありません。

●仲直りするための条件2:共通するいい思い出がある
楽しい青春時代を共に歩んだ友人との仲が復活しやすいのは、それだけお互いに大切だと思えるような時間を共有したからなんですよね。
だから、同窓会をきっかけに、「また昔のように仲良くなった」なんてケースは多いでしょう。

また、自分がつらかった時期に支えてくれた相手である場合は、月日が経っても恩を感じ、「また連絡をとりたい」と思うことは少なくありません。
逆を言えば、そんなすてきな思い出があるわけではない相手と再会したところで、「それっきり」になることは多いでしょう。

「仲直りするための条件」の3つ目は、一番大事なことといっても過言ではありません。それは何でしょうか。次のページで紹介します。