ダイアナ元妃の選択②プレ・プレップスクール
ウィリアム王子5歳「ウェザビー校(男子校)」
英国のエリート教育においては、プレ・プレップ・スクールに通うのが必至。逆算するかのごとく、最終ゴールとして超エリート大学に入学するためのエリート校へ。そこに入学するためのプレップ・スクール(8〜13歳)。更にそこに辿り着くためのプレ・プレップ・スクール(4〜8歳)へ……といえば分かりやすいでしょうか。もちろん全て、日本でいうところの私立です。
というわけで、ウィリアム王子がナーサリーの次に入学されたのが、プレ・プレップ・スクールのウェザビー校。ロンドンはノッティングヒルにある男子校で(現在は共学)、やはり英国プリンスが通う学校らしく、伝統的なカリキュラムが中心でした。
のちに、ハリー王子もこちらに入学。お二人揃って、グレーに赤がアクセントになった制服姿がとてもキュートでした。他の両親同様に、当時ダイアナ元妃が送り迎えをされていたことでも大変注目が集まりました。
キャサリン妃の選択②:プレ・プレップ&プレップスクール
ジョージ王子4歳、シャーロット王女4歳「トーマス・バタシー 校」
続いてジョージ王子が、4歳の年に入学されたのが、トーマス・バタシー校。こちらは、ウィリアム王子が通われたプレ・プレップと、その後に通うプレップを一緒にした、いわゆる幼小一貫型のプレップ・スクールで、場所は、こちらもケンジントンパレスの南にほど近い場所にある、共学校です。
教育理念が、「優しくあること」
人間愛を軸に、自立や個性を尊重。またアート、スポーツ、バレエに陶芸など幅広く芸術面でも充実した学校であることも、ここを選ばれた理由と見られています。
授業料は、1人あたり年間で(当時)約18000ポンド(約291万6000円)。※兄妹割引もあり
2017年9月7日に、ジョージ王子が入園され、2年後の2019年にシャーロット王女も。今年の夏まで兄妹ご一緒に通学されていました。本来、こちらでは13歳までが受け入れ可能ですが、今年ケンブリッジ公爵家は大きな決断をされたのです。
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