ダイアナ元妃コーデ④
オーバーサイズニット+ウエスタンブーツを合わせた、アメリカン・スタイル

「今見てもおしゃれすぎる」ダイアナ元妃ファッション。真似るモデルやインフルエンサーも続出【ご逝去から25年】_img3
1992年、ウェザビー校にて。写真:Press Association/アフロ

ウィリアム王子と一緒に、弟ハリー王子を送ってこられたダイアナ元妃。この日は、黒のオーバーサイズのタートルにブルーデニムをウエスタンブーツにインという、カジュアルなスタイルです。

公務時にはキッチリ・フォーマルスタイルが主の元妃ですが、プライベートでのファッションは、カジュアルが中心。特に80年代後半になるとカジュアル全盛でした。デニムやトレーナーに、このようにウエスタンブーツなど、アメリカをルーツにしたカジュアルスタイルが多く見られました。
今まさに時代は、再びビッグサイズが主流。秋になれば、ブーツと合わせてこんなスタイルを真似てみるのも有りですね。

 


ダイアナ元妃コーデ⑤
コンサバスタイル+スタジャン、真逆コーデ・スタイル

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1991年6月15日、ウェザビー校にハリー王子を送ってこられた後のダイアナ元妃とウィリアム王子とお友達。写真:Shutterstock/アフロ

この時には、スタジャンを着用されたダイアナ元妃。
英国プリンセスがスタジャン……?! と初めて見たときには私も驚きましたが、実は元妃、このスタジャンをかなり愛用されていて、送り迎えから遊園地など、お子様と一緒の時によくお召しになっていました。

では一体このスタジャンの正体は? というと、スーパーボウル(NFL)のフィラデルフィア・イーグルスのチームスタジャンと、本気のものでございます! チームのファンだったのか定かではありませんが、お子様たちとアメフトの応援をされていたことは間違いないですね。

中には黒のタートル、タイトスカート、ストッキングにフラットシューズという、シンプルですが実に難しいコーディネート。コンサバ&エレガントなスタイルに、スタジャンを羽織るという真逆のテイストのものを合わせる高度なワザ。これがサラリとできたからこそ、ダイアナ元妃が時代のファッションアイコンと称された所以なのでしょう。
他にも、赤×黒のスタジャンも所有され、スタジャン愛用者だったダイアナ元妃。これも今トレンドのアイテムですね。


ダイアナ元妃コーデ⑥
80年代のトレンドが詰まった、超上級コーデ

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1989年4月1日、ウェザビー校へお子様達を送った後のダイアナ元妃。写真:Mirrorpix/アフロ

最後はこちらのファッション。
肩パッド入りオーバーサイズの英国調チェックのジャケットに、ビッグサイズの白いトレーナー、白のジョガーパンツをウエスタンブーツにインするという、かなり高度なコーディネートをされています。加えて頭には、豪華なエンブレム付きのキャップと、一見バラバラと思えるものを、しかも英米テイストでもあるアイテムを、すべてミックスしたコーデ。
おそらく当時、ロイヤルらしからぬファッション、という声も挙がったと推測しますが、もはやプリンセスというよりも、モデルにしか見えないほどの上級コーデに感動すら覚えます。

今見ても古く見えないどころか、むしろ新鮮に見えます。そう、こんなスタイルこそが今のトレンドなんです。逝去から25年が経っても今尚ファッションアイコンとなり続けるダイアナ元妃の偉大さと、格好良さを改めて実感するのでありました。この秋冬は、“ダイアナ妃”をテーマにファッションを楽しむのも良いですね。


構成/高橋香奈子

 

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前回記事「【キャサリン妃とウィリアム王子の子育て】子供のために引っ越し&転校。新たに選んだのは母校か、新たな学校か?!」はこちら>>

 
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