シリーズ第2弾が最終話まで配信され、8月14日にはスピンオフ企画『バチェロレッテ・ジャパン・ミニ』が配信された『バチェロレッテ・ジャパン』シリーズ。先日、初代バチェロレッテの福田萌子さんがパートナーとの間にお子さんを妊娠したことを発表、出版された本も大きな話題となりました。 

彼女が出演した初代バチェロレッテは、初のバチェラーの男女逆転版というだけではなく、福田萌子さんの唯一無二な人間性と存在感から、「恋愛リアリティー番組が苦手」という人も引き込まれる魅力がありました。実は筆者もこのジャンルに興味が持てなかったのですが、「萌子さんが素敵」と言う友人があまりに多かったために観てハマり、以降のシリーズをリアタイしている一人です。本記事では、あらためて同番組の魅力について振り返りたいと思います。

 

唯一無二の人・福田萌子さん


なんと言ってもこの番組最大の魅力は、福田萌子さんという存在に他なりません。
こういった番組では、候補者の中から視聴者の”推し”が生まれたりしますが、初代バチェロレッテでは”推しは萌子さん”と言っている人がものすごく多かったです。

176センチの長身で着こなすさまざまなファッション、ゴージャスなドレスからマニッシュなスーツまで……がどれも本当に似合っている点や、番組で着ていたドレスはすべて自前、自宅が各地にいくつもあるなどちょっと想像がつかないレベルのお嬢様……など、外見やスペックという点でも興味を惹きますが、それ以上に素敵なのが、彼女の人間性。自分の考えをしっかりと持ち、一人ひとりと真剣に向き合い、自身が出す結論についても言葉を尽くします。毎回落とされる男性がいるのですが、彼女の理由を聞くとすごく納得してしまいます。

相手を否定するのではなく、「私とは合わない」「恋にできなかった、あなたは悪くない、私の問題なの」など、きちんと言葉にして理由を述べる様子からは、相手にも自分にも誠実なのが伝わってきます。相手に嫌われたり気分を害するのが怖くて思ったことをはっきり伝えられないという方も多いと思いますが、その勇気を持っている萌子さんは、本当に素敵でした。

もちろん男性陣も魅力的なのですが、萌子さんとのやり取りがあったからこそ、それぞれの人間性がより深く見えたように思います。