「40代におすすめプチプラコスメのブランドは?」と、とある美容家さんに聞いたことがあります。すると、「プチプラでも年齢相応のものを使うのが一番。なぜなら、化粧品の研究者は“映え”よりも悩みに寄り添うものを日々考えているから」と答えていただいたことがありました。
正直、40代以上をターゲットにしたプチプラコスメって、見た目が地味で“マダム”なイメージ。私はもっと若い子向けの、可愛いブランドを期待していたんです。
それが! マダムブランドのコスメを使ってみると優れた機能性に驚きの連続! くすんだ肌にマッチする色展開、小難しいテクニックは不要、化粧持ちがよく崩れにくい……など、これ欲しかったーと感激の連続だったのです。
その中の一つがカネボウ化粧品のメディア。ドラッグストア、大型スーパーなどでよくみかけるブランドです。なんと、メディアから、メイクアップブランド「media luxe」が10月22日に誕生するそう。メディアのリュクス(贅沢)バージョンに興味津々です!
確かに、プチプラとは思えない素敵な見た目ではありませんか(失礼!)。安っぽさを、まったく感じません。角の取れたパッケージが年齢を重ねた私の手によく馴染みます。
media luxeのパウダーファンデーションは、色ではなく明るさで肌悩みをカバー。厚塗りにならないように自然な仕上がりを目指したそう。うわっと優しくカバーしてくれるので、オフィシャルな場面に最適です。
特に気に入ったのはアイブロウ!
普段、アイブロウはパウダータイプを使っていますが、色が柔らかすぎるのか顔全体がボケてしまうことも。逆に、しっかりした色をのせると顔から眉が浮いているようで、何年たってもうまくできないのがアイブロウでした。
左がアイブロウで整えたところ、右がメイクなしです。
淡いブラウンを全体に塗って、毛がない部分は濃いブラウンを重ねます。一瞬、つけすぎた? と慌てましたが、チップでなじませるとすっと柔らかな印象に。簡単なのにナチュラルに仕上がるのでうれしい!
「年齢にあった商品を選ぶ」。当たり前だけど見逃していました。マダム向けブランドといっても決して「老けた」印象になるわけではないのですね。年齢に沿った悩みを考え抜いている製品、これからもチェックしていきます。
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