人生にもっとも必要なのは「努力」ではなかった!?
定時退社する同僚たちを横目に残業にいそしみ、休日はスキルアップのためにカフェで勉強。職場では「有能」という評価を得たものの、給料をはじめその努力に見合った待遇を受けているかどうかは疑問。そんな風にモヤモヤを抱えている人がいたら、なぜ自分が正当な評価を得られていないのか、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
ちなみに、コミュニケーション心理トレーナーとして多くのビジネスパーソンの悩みに向き合ってきた松橋良紀さんは、自著『仕事ができる人のうまい「頼み方」』において、「ビジネスでうまくいく秘訣を、1つだけ教えてください」という質問への答えとして、「『頼む力を磨くこと』です」と書かれています。
そうはいっても、他人に頼むことに苦手意識を持っている人は多いでしょう。それも承知の上で松橋さんは「人生でもっとも必要なスキルは、『頼むスキル』です。頼む力がない人は、仕事の場面はもちろん、人生でも大きな損をしています」と断言します。これは、「頼む力」を磨いたことで、働く時間を減らしながらも収入を大幅にアップさせた松橋さん自身の経験を踏まえた発言ですので、絵空事だと無視するわけにはいかないでしょう。
本書において、松橋さんは頼むことが苦手な人の意識のブロックをはずし、気持ちよく頼めるようになるスキルをくわしく紹介しています。今回はその一端を覗いてみたいと思います!
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