学生時代とは違い、大人になると友達ができにくいもの。友達が欲しい人は、どうしたらいいのでしょうか? 
大人の「友達の作り方」や「すてきな友達関係を作りやすい人ができていること」について、紹介します。

 

大人の「友達の作り方」とは?

 

学生時代のときに友達が作りやすかったのは、同じ環境にいる同じ年齢(同世代)の人たちとたくさん出会っていたので、その中から気が合う人を見つけやすかったからです。
でも、大人になって、そういった「友達作りに好条件の場」というのは、なかなかありません。それに、家族がいたり、すでに友達がいたりして、わざわざ新しい友達を作ろうと思っていない人もいます。
だから、「友達を作ろう」と思っても、なかなか理想通りの関係を築けないことがあるでしょう。

そんなときは、「友達」よりも、「趣味」を作ることを先にしてみるといいかもしれません。なにか共通点がある人とは、話が合い、仲良くなりやすいところがあるので、その趣味を通して人と出会う場……たとえば、習い事や社会人サークルの参加などを始めてみるといいでしょう。
また、好きな「推しの芸能人」がいる人は、オフ会に参加してみるのもいいかもしれません。


「類は友を呼ぶ」から、自分らしく!


「人と出会いやすい場」に行くときに、大切なことがあります。それは、本当に気の合う友達を作りたければ、「自分らしさとは何か」を理解し、それを表現した状態でいたほうがいい、ということです。
これは恋愛相手を見つけるときにも言えますが、「本来の自分」ではなく、「演じた自分」でいると、その「演じた自分」に合うような人と縁ができやすくなってしまうのです。

たとえば、本当はボーイッシュなタイプの女性が、男性ウケを良くしようとしてコンサバ系のファッションをしていると、女性らしさを求めている男性が寄ってきやすくなります。
それは同性相手でも同じ。人は自分と同じようなファッションをしている人がいると、「自分と似たような人(気が合うかもしれない)」と思いやすいので、そういう相手から話しかけられやすくなることが多いのです。

気が合う人とのほうが友達になりやすいので、特に新たな人と出会う場に行くときは、“自分らしさを出した状態”でいたほうがいいでしょう。

旧友と縁を深めるのもアリ


友達が欲しい人は、「新しい友達」ばかりを求めがち。でも、「旧友」とまた連絡をとって、関係を深めたほうが、現実的であることもあります。
しばらく疎遠になっていたのだとしても、久々に連絡をとり合い、場合によっては、まずは何人かで会う計画を立ててもいいでしょう。

もし連絡先が分からないけど、相手がFacebookなどをやっている場合は、まずはSNSからつながってみるのもアリ。相手の現在の状況を理解し、少しずつ連絡を取り合うようにして、仲良くなれそうであれば、「久々にお茶でもしない?」といって、関係を深めていくといいでしょう。
人と関係を築きたいのであれば、やはり自分から積極的に声をかけ、会うようにしたほうがいいですよね。

ただし、相手が忙しい場合は、なかなか会うまではいかないことも。そんなときは、“相手が会いやすい環境”を作ることも大切です。
基本、「時間」と「お金」の負担が少ないほど、会うハードルは低くなります。だから、たとえば相手の住んでいる街で美味しいお店があれば、「そこに行ってみたい」と言って、お茶やランチに誘うところから始めてみるといいでしょう。近場で2時間程度であれば、相手も時間を作ってくれることはあるでしょうしね。

ただし、一度は会えたとしても、相手から「また会いたい」と思われるようになるためには、それなりの魅力が必要となります。
その部分が分かっていない人は意外と多いのです。それについては、次のページで紹介します。

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【漫画】友達を作ろうとする前に、趣味を作ろう
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