おはようございます。

埼玉県北部の田舎町にUターンしてから1年以上経った、今年の夏。行きつけのスーパーマーケット近くの小みちに、なんともかわいらしい本屋さんを発見しました。

その名も、「ネコオドル」!

じゃーん!可愛いでしょう?いつも行くスーパーの近くなのに、1年以上気づかなかったのが悔しい!手前にいる猫ちゃんは、お店の猫、モロちゃんです。

この本屋の店主は、現役の図書館司書である清水久子さん。

長年図書館に勤めているなかで、何か地元の寄居町でできることをしたい、と考えるようになったそうです。

東京にお気に入りの本屋さんがあった久子さんは、ふと、「わざわざ東京に行かなくても、自分で好きな本屋さんを地元に作ったらいいのでは?」と思い立ち、2019年に「ネコオドル」をオープンしました。

店主の清水久子さんと愛猫モロちゃん。このほかに3匹の猫ちゃんがいますが、お店に出没するのはもっぱらモロちゃんのようです。

ネコオドルさん、看板といい、たたずまいといい、可愛すぎる!

もともとは、久子さんのお祖母さまが営んでいたタバコ屋さんだったそうです。

今度は右振りの画像。出窓?部分に昔のタバコ屋さんのおもかげが残ります。

店名は、地元・寄居町に伝わる民話から。何か寄居にまつわる名前を探していたところ、「猫寺」と呼ばれるお寺で猫が踊る場面が出てくる民話に出会ったそう。

昔から猫が大好きな久子さんは「これだ!」と思い、命名したそうです。店内には、店名にちなんだ猫の本はもちろん、久子さんが心を込めてセレクトした本が並びます。

店内の様子。「暮らしに彩を与えてくれるような本、ずっと大切に持っていたくなるような本を選んでいます」と、久子さん。

看板や外観が可愛らしいのはもちろんですが、ネコオドルさんは、とっても居心地がいいのです。

初めて伺った日、すてきな本を眺めたり、久子さんとおしゃべりしたり、猫ちゃんたちと戯れたりして、1時間以上滞在しました。

地元の方はもちろん、猫好きな方が遠方からも来店されるそうです。

娘(小1)が買った本。すっかり猫派になったようです。『世界の美しい猫101』(レイチェル・ヘイル・マッケナ/パイ インターナショナル)
私は、猫を愛した作家たちが綴った短篇集を。『』 (クラフト・エヴィング商會、有馬 頼義、谷崎 潤一郎 ほか/中公文庫)

オリジナルの栞もかわいい!

同じ町内で活版印刷ができる印刷屋さんを発見し、制作したそうです。

うちの子どもたちもまったく飽きずに居座り、帰るときは「もっとここにいたい!」と駄々をこねるくらいネコオドルさんのことが大好きに。親子ですっかりファンになってしまいました。

モロちゃんと戯れるうちの子どもたち。
長居していたらすっかり日が暮れてしまいました。暖かみのあるやわらかな照明が、お店の雰囲気にぴったりです。

寄居町には昔から個人経営の本屋さんがありましたが(私も小さいころお世話になったなあ)、残念ながらここ数年ですべて閉店してしまいました。

そんななか、久子さんは、小さくても本と出会える場所を守っていきたいと話します。なんてすばらしいのでしょう!

久子さんと話しているうちに気づいたのですが、私たち、中学校の同級生だったのです。同じクラスになったことはなく、話したこともなかったように思います。

でも、今回の出会いで意気投合。「地元を楽しくするために、これから本屋×建設屋で何かしよう!」と、約束しました。

「ネコオドル」さんへは、東武東上線「寄居」駅下車徒歩約8分、お車でしたら関越自動車道花園ICから約20分。インスタグラムで営業日をお知らせしていますので、猫好きな方もそうでない方も、遠足がてらぜひ足をのばしてみてください。