鏡で自分のスタイルをチェックする時、後ろ姿まで見ていますか？ 視線は前からだけでなく、後ろ姿にまで注がれているもの。特に大人は後ろ姿に年齢が表れるから要注意！ エイジングによって丸くなってきた背中やウエストまわり、生活習慣によって変化する姿勢など、パッと見えたその姿に「こんなはずじゃなかった……」と愕然とすることも。
ピラティスを欠かさず、いつまでも美しいスタイルをキープしている50代モデルの前田ゆかさん（51歳）も、最近「体のシルエットが変わってきた」との悩みがあるそう。そこで、スタイリスト望月律子さんと後ろ姿を美しく見せる大人の服について考えてみました。
年齢のせい？ 気になるのは首・肩ライン！
前田さん：首のリンパを流すなど、滞りがないように毎朝お手入れをしていますが、意識していないと、首から肩にかけて肉付きがよくなってきてしまった気がします。首まわりは目立つので、首からデコルテにかけてのシルエットはすごく気にしています。
望月さん：首から肩にかけての後ろ姿には年齢が出ますよね。だからこそ、肩まわりのデザインやシルエットなど、服の選び方は大切。最近はPCの使用やスマホによる生活習慣で、巻き肩やストレートネック気味というお悩みもよく聞きます。
前田さん：そうなんですよね。肩のコリも放っておくと肩の上に肉がついてしまうので、日々のケアが重要だと痛感しています。やっぱり服選びには気をつけたい！ 首から肩にかけて360度どこから見られても自信を持っていられるアイテムを教えてください。
前田さんの悩み
「巻き肩と首が前に出て見えるのが気になります」
「デコルテの肉が削げてげっそりと見えてしまうのが気になり、深いVネックなど胸元が大きく開いたデザインが苦手に。その代わり、背中を見せるデザインで女性らしさが出せると気に入って買ったのですが、首が詰まったラウンドネックのニットは、首が前に出ているように見えてしまうのが気になり始めて。
それと、巻き肩に見えるなど肩のシルエットも気になるところ。もちろん姿勢も気を付けたいのですが、さり気なくカバーするアイテムって何でしょう？」
望月さんの提案①
「トレンドの襟ブラウスは、横から見ても後ろから見ても華やか。肩まわりを360度カバーする襟が巻き肩をカバーし、肩まわりを華奢に見せてくれます」
望月さんの提案②
「大きめ襟で背中をスッキリとフラットに見せる視覚効果を狙って」
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