③ 夫婦仲を象徴! ウィリアム皇太子とカップル・コーデ

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写真:代表撮影/ロイター/アフロ

そしてご夫妻としては……? 当然のごとく、この日もご夫妻でリンクコーデでした。
ご一家のファミリーカラーでもあるブルーで統一。上半身や全体的にライトブルーをメインにされたキャサリン妃に対し、ウィリアム皇太子はダークネイビーを中心にロイヤルブルー、襟からチラリとライトブルーが見えるという、お二人のカラーバランスがとても美しい! 色の分量や場所までが同じだと、まさに“ペアルック”で、子供っぽい印象すら否めませんが、こんなお二人のカラーコーデなら素敵ですよね。ファッション面では、妻を立て、夫はベーシックに控えめに、といった装いが、むしろ夫を紳士的に見せ、お互いを引き立て合うという、このご夫妻を象徴するお見事なバランスです。

 

④ イメージをガラリと変えた、コートの着回し術

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2022年6月23日、ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム博物館を訪問。 コート/不明 ワンピース/L.K.ベネット クラッチ、/エミー・ロンドン

最後の注目ポイントは、キャサリン妃お得意の着回し! 最新スタイルではマニッシュな雰囲気でしたが、前回のコートデビュー時には、全く異なるコーディネートをされていました。
レオパード柄のシフォンドレスを中に合わせて、こちらはとてもフェミニンな印象に。コート自体、女性らしいシルエットなので、ドレスやスカートはもちろん、パンツとの相性も良いところが特徴的ですが、どちらにも共通しているのは、中に合わせたブラウスやドレスの色が、コートと近い色であること。お好きな色を軸にして、その色味を揃えて増やしていくと、自然にコーディネートがしやすくなるというお手本ですね。またこの時には、ドレスが柄物なので、靴もブルーグレーにし、全体を淡いトーンで揃えていらっしゃいます。それが上品に見える秘訣です。


このように、見れば見るほど、意思や思いが感じられるキャサリン妃ファッションです。だからこそ面白い、そしてオリジナリティだと言えるのだと思います。
さて、次回のファッションにはどんな意味が隠れているのでしょうか、楽しみです。
 


構成/高橋香奈子

 

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前回記事「欧州ロイヤル・プリンセス達の間で「パンツスーツ」が流行中!【秋トレンド】」はこちら>>

 
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