オーラルケアの基本の、毎日の歯磨き。手で磨くより、効率よく歯垢やステインを落として、ツルツルの歯へ導くといわれる電動歯ブラシは、各社でどんな特徴が? 音波振動式と、丸型回転式の歯ブラシを、〔ミモレ編集室〕のルナさんがお試ししました。

 
今回試すのはこの2つ!
音波水流で、毛先が届きにくい場所までケア
フィリップス「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000」
 

丸型回転×ブラシ毛1本1本の振動で歯垢を除去
Oral-B by Braun「オーラルB iO3」
 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

ルナさん

普段の歯磨きは手磨き派。最近、加齢のせいか歯の隙間が気になるようになってきました。毎日ワインやコーヒーを飲むので、歯の着色汚れも心配です。



お試し品1
高速振動&幅広い振り幅による音波水流式
フィリップス「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000」

 

毎分約31000回の高速振動と、ブラシヘッドの振れ幅で唾液を流動させた音波水流で、歯垢を除去。ステイン除去に注力した「ホワイトプラス」、歯ぐきケアに有効な「ガムヘルス」、歯垢除去に特化した「ディープクリーンプラス」モードも。ピンクとホワイトの2色展開。ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000 HX9911/58、HX9911/57 ¥23690(編集部調べ)/フィリップス


 ルナ’s Report 
強さや移動タイミングの指示も。歯間ブラシまでしたかのような仕上がり!


私の電動歯ブラシ初体験は、10数年前、会社の昼休み用に購入した携帯用の小さなもの。当時、流行りにのって買ってみたものの、あまり手磨きとの違いを感じられず使い続けられませんでした。
それ以降、今までずっと手磨き派の私が、満を持して2つの電動歯ブラシをお試し! 果たして、これを機に電動歯ブラシ派に移行するのでしょうか……!?

 

電動歯ブラシには、大きく分けて「音波振動式」と「回転式」の2種類があります。
フィリップスは振動で口内の唾液に水流を起こして歯垢を落とす「音波振動式」で、ブラシヘッドを軽く当てて磨いていく方式。
長年手磨きでゴシゴシしていた私にはうまくイメージができなかったので、まずはブランド公式の動画(YouTube「ソニッケアーの基本的な磨き方」)で磨き方をチェック。わかりやすくて参考になりました。

2種類のブラシヘッドが付属されています。 左:プレミアムオールインワン(歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケアが一緒にできる) 右:プレミアムガムケア(やわらかく歯ぐきにフィットして過剰なブラッシング圧からも保護) プレミアムオールインワンの替えブラシ価格は3本入りで¥5329(編集部調べ)。

ブラシヘッドの形状は手磨きの歯ブラシに近く、柄も細いので口に入れた時に苦しい感じはありません。この付属ブラシの他にも用途に応じた替えブラシのバリエーションが豊富なのが、ソニッケアーの魅力のひとつ。

 

旅行や出張時に便利なトラベルケースには本体とブラシヘッド2本が収納可能。裏側のフタを外すと、中にはUSBケーブルが! コードを出して充電しながら、ぴったり裏フタが閉められる丁寧なつくりはさすがです。

 

そしてこちらのソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000」の魅力が充電方式。グラスに入れておくだけ! おしゃれで楽ちん、慌ただしい時に大助かりです。

本体をPhilips Sonicareアプリと連携させて、毎日の歯磨きをモニタリングすることもできます。ブラシ圧が強すぎるとアプリ画面で指示されたり、毎回歯磨き後にコメントが来たり。ここから替えブラシの注文も可能です。
 

すごく褒められたかと思えば、ビシッと厳しいお言葉も(笑)。

口の中を6箇所に分けたゾーンごとに移動タイミングを振動で教えてくれる「ブラシペーサー機能」が便利! つい、磨きやすい場所ばかりに偏ってしまうので助かります。
磨き方のモードは4種類ありますが、それぞれ好みの強さに調整できるのも良いです。

磨き終わってうがいをする時、既に口の中の感触が全然違います!
フロスや歯間ブラシまでしたかのような、スッキリ感。歯の表面も明るくツヤツヤ。
お値段は約25000円。気になる替えブラシについては、約3ヵ月毎の交換が推奨されています。ブラシ価格(3本入りで約5500円)だけを見ると確かに高価ですが、手磨き用歯ブラシが3~4週間で1本交換だとすると、効果を考えたらそこまでお高いものではないのかなと感じました。

 
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