食器の引き出しは手前からよく使うものを収納します


食器棚の引き出しは、取り皿や小皿など、よく使うものを手前に収納。引き出しを少し開けただけで取り出せるようにします。引き出しに食器を収納するときは、引き出しの開閉によって食器が動いて割れてしまうことがあるので、透明のすべり止めシートを敷くことをおすすめします。

引き出しを使いやすく工夫すれば、家族と家事をシェアできて、家事がもっとラクになります。

すべりどめシートの下には、食器を上から撮った写真を切り抜いて(イラストでもいいですよ)挟んでおくというアイデアも。家族が食器をどこにしまうかわからずに適当なところに置いてしまうと、次に使うときに探すのが大変。写真に合わせて置けばいいので、もとの位置に戻しやすくなります。

 

茶碗・お椀・箸は、どれが誰のと決めない「食堂形式」を採用

同じ種類で統一することで、収納もしやすく、棚の中の見た目もスッキリします。

家族それぞれが違う茶碗、お椀、箸を使っていると、誰がどれだっけ? この箸のペアはどれだっけ? と、そろえる時間が、ちょっとしたストレスです。どれでも誰でも使えるように、箸もどれを取ってもペアになるように、すべて同じ種類で統一。「食堂形式」にしてしまいましょう。

あらかじめ、カトラリーセットをつくっておきます

家族も「これを食卓に出せばいい」とわかるので、自発的に持っていってくれます。

「さあ、いただきましょう」というときに、「あっ、今日はお箸だけでなくスプーンもあったほうがいいね」などと、カトラリーをその都度取りに、キッチンとダイニングを行ったり来たり……。あらかじめ、カトラリーケースにお箸、スプーン、フォークなどを多めに入れて用意しておきましょう。