高身長女子が全員ランウェイを歩くわけではない


高身長女子が社会人になると、「背が高くていいね、何かスポーツやってたの?」は1億回くらい聞かれる質問ではないでしょうか。バスケットボールやバレーボールなど、高身長が有利なスポーツは確かにあります。筆者の場合は、中学生の時に不登校、かつ家が貧乏すぎて親に「運動部には入らないでくれ」と懇願されたため、高身長を活かせる機会がありませんでした。それに大人になってからもスポーツをやることはほとんどないため、やっぱり身長を活かせる機会はありません。

「モデルみたいでいいね」も言われますが、高身長女子全員がランウェイを歩くわけでもありませんし。もし背が高くて良かったことを絞り出すとすれば、「満員電車でも人混みから頭が出るので呼吸がしやすい」、そのくらいでしょうか。あとは、会社で棚の高い所に手が届かない女子によく呼ばれます。筆者は余裕で棚の一番上まで手が届くからです。人のお役に立てるなら本望でっす!!!

めちゃくちゃハードルが高い「理想の身長差は15cm」


余談ですが、学生時代は、黒板の上の方に手が届かず、消す時にぴょんぴょんしている子に憧れたりしていました。恋愛漫画やドラマではよく「カップルの理想の身長差は15cm」なんて言いますよね。彼女が彼氏を上目遣いで見上げたり、立ったままのバックハグで“いい感じ”になるとかならないとか。

男子に「デカ女!」と笑われた幼少期。小6ですでに166cmだったライターが振り返る、高身長女子の憂鬱な日常_img0
 

筆者も150cm台の友人と並ぶと、まさにその理想の身長差になります。友人が筆者を見上げて、「うわあ、なんかキュンとするねっ」と冗談で言ってくることがあるのですが、「ってわしは男役かいっ」とツッコんでいます。筆者がその状況を体験しようとする場合、+15cmだと186cm以上の男性になりますね。ってハードル高っ!!!

 

そうした身長差にキュンとしたり憧れられるのも、平均身長女子ならでは。高身長女子には当てはまりません。ですので、この手の話を聞くたび「身長差とかどうでもよくない?」と思ってしまう筆者でございます。