10月15日に行われたBTSのコンサート『WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS <Yet To Come> in BUSAN』。開催地の韓国・釜山は、メンバーのJIMINとJUNG KOOKの故郷です。
彼らはどんな風景を見ながら成長したのでしょうか。JIMINとJUNG KOOKをはじめとするBTSの釜山ゆかりの地を訪れ、足跡をたどってみました! 今回はJUNG KOOK編をお届けします。
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「JUNG KOOKのことは生まれた時から知っている」家族ぐるみの付き合い
JUNG KOOKのふるさとの味はこちら、「コプチャンサロン」。お店の外まで香ばしいお肉のにおいが漂う、ホルモン焼きのお店です。
お店に入ってすぐ右側には、JUNG KOOKのサインがパープルに輝く、紫の花で彩られた「記念撮影スポット」が。
店内の壁や棚はファンから送られた写真やグッズ、人形などで埋めつくされ、まさにJUNG KOOKの聖地。なかでも注目すべきは、壁にさりげなく飾られた一枚のサインです。
「テバクナセヨー!(商売繁盛しますようにー!)」と書かれたサインのあて名は、「ユンジェ サムチョン」。「サムチョン」とは「おじさん」を意味する韓国語で、親戚または親戚のように親しい目上の男性に対する呼称です。そのため、ファンの間では「JUNG KOOKの親戚が経営するお店だ」と噂になったこともありました。
お店にいらっしゃった「ユンジェ サムチュン」こと店長さんに真偽をたずねると、「親類ではなく、家族同士が親しい間柄」とのこと。「JUNG KOOKのことは生まれた時から知っている」と教えてくれました。
「小学校5年生ぐらいからイケメンとして知られ、近所の女性たちから『芸能人になるべきだ』と評判でした。幼いころから礼儀正しくて、絵がすごく上手でした。家族と一緒にコンサートの後や休暇の時によく来るんですよ」
「コロナ禍以降は感染対策のため来店を控えていたようです」というJUNG KOOKが、コプチャンサロンに最後にやってきたのは2019年10月。その時に座った椅子がお店の奥に飾ってありました。
「その日も家族と一緒に来ました。たくさんいたお客さんたちは、突然の来店にびっくり。JUNG KOOKは『ファンサービスのために』と、ファンから顔が見える位置に座ったんです(笑)。『お客さんにサインをしてほしい』とわたしが頼んだら快く応じてくれ、みんなにハグもしていました」(店長のユンジェさん)
「JUNG KOOKは肉類が全部好きで、すごくよく食べるなぁと驚くほど。あと、テンジャンチゲも大好きですね」
10月15日の釜山公演では、JUNG KOOKを観客席から見守ったユンジェ店長。「大きなステージに立つ姿を見ると、誇らしいですね。でも、ここで遊んでいる時のJUNG KOOKは、幼いころと変わっていません。お兄さんとJUNG KOOKで冗談を言ったり、子どもが好きで小さい子を抱っこしたり。少年の時の姿そのままなんです。JUNG KOOKが縁でファンの方たちが訪れるのはすごくうれしい。思い出をたくさん持ち帰っていただけれればと思います」。
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