いい方向に変えた人3:友人・同僚


・友人のおかげで、自分のこだわりが馬鹿馬鹿しくなり、小さなことにこだわらないようになった。
・高校時代、一時期、学校に行かなかった自分に対して、「行ったほうがいい」と一生懸命説得してくれた。そのおかげで、無事に卒業できた。
・サルサを踊る楽しさを教えてくれた。それまでの私はインドアタイプで、1人でいることが多かったけれど、サルサを始めたことで性格が社交的になり、日々が楽しくなった。
・沖縄でカフェを経営しているオーナーと出会い、本当の心の豊かさを教えてもらった。それをきっかけに、沖縄に移住することにした。

など。

「大人になっても、友人は大切だなぁ」と思うのは、やはりいい友人によって、人生や心が豊かになることがあるからです。
程よい距離の相手だからこそ、身内に言われたら素直に聞けないようなアドバイスでも聞き入れやすいことはありますよね。
「言いにくいこと」をきちんと言ってくれる友人ほど信用できるし、自分をいい方向に導いてくれることがあるでしょう。

 

いい方向に変えた人4:パートナー(&身内)


・夫の「とにかく振り返らない。前しか見ないところ」をリスペクトしている。彼の姿を見ていると、「前を向こう」という気持ちになる。
・夫が“ありのままの私”を受け入れてくれたことで、安心感が生まれた。
・結婚願望がなかった私の価値観を変えてくれた。夫に出会っていなかったら、今の自分の思考、人格になっていないと思う。
・さまざまな問題を抱えていた私に寄り添ってくれ、妻、そして母親にしてくれた。

など。

そのほか、身内では、「死別し、命は永遠ではないことを教えてくれた親」「夫との仲を取り持ってくれた義母」などの回答がありました。

結婚は、今までの生活を変える“人生の大きな転機”となるので、多くの既婚者にとってその相手である「夫」は“人生を変えた人”だと言えるでしょう。
またパートナーは近い関係性だからこそ、受ける影響は大きいです。私自身は、結婚はしていませんが、過去に同棲していた恋人は、当時、“ありのままの私”を受け入れてくれ、心の棘を取ってくれたので、「人生を変えた人」だと思っています。
ただし、その話には続きがあり、当時の若かりし私は、そんな優しい彼に依存し過ぎてしまったので、関係が壊れてしまいました。その精神的にキツイ経験を通して「精神的な自立が大切であること」を痛感したのです。それは、私の人生にとって大切な学びとなりました。

いい出来事だけでなく悲しい経験も、そこで大事なことを学べば、結果的に自分をいい方向に変える可能性はあります。
同じように、「人生を変える人」というのも、いい人ばかりではなく、“反面教師の人”もなり得ます。
どんな出会いもそこで大切なことを学ぶことができたら、人生というスケールでは、無駄なことはないのかもしれませんね。

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