『これまでは許されてきた』では済まない時代に

当たりすぎて怖い水晶玉子の2022年答え合わせ占い「茂みから飛び出した“虎”が社会を一変させた1年」_img2
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ちなみに、冥王星は【破壊と再生】をイメージさせ、山羊座は【伝統や古いもの】を象徴するのだそう。つまり、2022年は伝統や古いものが一度破壊され、新たに再構築されるきっかけとなるようなことが起こりやすい1年だったと言えるようです。

「勇気ある当事者の方たちによって、古い体質、縦社会、男性優位、そうした構造的なしがらみの中で黙殺されてきたハラスメントを訴える声が各所で上がり、組織の知られざる実態が明るみに出た1年でもあったと思います。『これまでは許されてきた』では済まされない、古い常識が通用しない社会になってきているので、今の生活に息苦しさを感じている人こそ、悪い意味での“連帯感”は手放すべきときと言えるでしょう。社会構造そのものが変わるタイミングでは、同時に個々の生き方が問われることになります。社会常識をアップデートしつつ、自分の頭で考えて行動することが大切ではないでしょうか」

 

残り1ヵ月。引き続き「ネットのうねり」には注意!

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注意してほしいことで言えば、2022年8月20日〜2023年の3月25日までの約半年、パワーの星の火星が双子座に長期滞在するため、【インターネット上の大きなうねりに巻き込まれやすくなる】と教えてくれていました。

「ネットとも縁が深いコミュニケーションの星座・双子座に火星が入ることでSNS上でのバトルが起こりやすくなります。まさに9月は、安倍元首相の国葬をめぐり、賛成派と反対派の世論が対立。SNSでも双方を批判する声であふれました。こうしたネット上の大きなうねり、対立構造が起きやすいタイミングは2023年の3月まで続くので、不用意に巻き込まれないよう注意するに越したことはありません。ネットを使う時は自分の発する言葉がどんな影響を及ぼすか、自分自身がネットから受ける影響も含めて考えて、冷静かつ理性的な向き合い方ができるといいですね」

2022年もあと数十日、来たる2023年の干支は「癸卯(みずのとう)」年です。そしてオリエンタル占星術は「井宿(せいしゅく)」の年になるのだそう。水晶先生が占う来年は一体どんな年になるのか?! ぜひ次回記事もチェックしてみてください!

水晶玉子(すいしょう・たまこ)さん
占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。「ダウンタウンDX」ほか、TVやラジオに多数出演。空海が伝えた宿曜経を元にした「オリエンタル占星術」は“魔のウィーク”など毎日の運勢が怖いほど当たる!と定評あり。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』はシリーズ累計56万部突破。『SPUR』『MENS'NON-NO』等の雑誌連載や占い特集、「マンダリン占星術」「新ペルシャン占星術」などの占いサイトも好評。

 

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取材・文/金澤英恵
構成/山崎 恵
 

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