舞台に、映画にドラマにと、八面六臂の活躍を続ける俳優の佐々木蔵之介さん。その佐々木さんと中井貴一さんがバディとしてタッグを組む『嘘八百 なにわ夢の陣』が2023年新春に公開されます。『嘘八百』シリーズは、2018年『嘘八百』、2020年『嘘八百 京町ロワイヤル』に続いて、これが3本目。日本を代表する名優の黄金タッグが人気を呼ぶ、まさに大ヒットシリーズ! 

 

新春の公開に先立ち、ミモレでは佐々木蔵之介さんと『嘘八百』シリーズの脚本を手掛ける脚本家、今井雅子さんの対談が実現! 実はこの対談、『嘘八百』だけでなく、佐々木さんの主演ドラマ『ミヤコが京都にやって来た!』シリーズの脚本も担当する今井さんに、心から信頼を寄せる佐々木さんが「ぜひに」とリクエストをされて実現したもの。前編では、まずはおふたりの“信頼感”についてお話いただきました。

 

佐々木蔵之介
1968年2月4日生まれ。京都府出身。大学在学中から劇団「惑星ピスタチオ」で看板俳優として活躍。2000年、NHK連続テレビ小説『オードリー』で注目される。以降、ドラマ、映画、舞台と幅広く活動。05年には自らプロデュースを務める演劇ユニット「Team申」を立ち上げる。主な映画出演作に『間宮兄弟』(06/森田芳光監督)、『アフタースクール』(08/内田けんじ監督)、『大奥〈男女逆転〉』(10/金子文紀監督)、『岳-ガク-』(11/片山修監督)、第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞作の『超高速!参覲交代』(14/本木克英監督)、『ソロモンの偽証 前篇・後篇』(15/成島出監督)、『夫婦フーフー日記』(15/前田弘二監督)、『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(16/中村義洋監督)、『超高速!参勤交代 リターンズ』(16/本木克英監督)など。近年公開作には、主演を務めた『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(17/小林聖太郎監督)や、『3月のライオン前編、後編』(17/大友啓史監督)、『花戦さ』(17/篠原哲雄監督)、『空母いぶき』(19/若松節朗監督)などがある。今井雅子さん脚本のテレビドラマ『ミヤコが京都にやって来た!』(21/ABCテレビ)、『ミヤコが京都にやって来た!〜ふたりの夏~』(22/ABCテレビ)で主演を務める。

今井雅子
大阪府堺市出身。堺親善大使。テレビ作品では連続テレビ小説『てっぱん』、『おじゃる丸スペシャル 銀河がマロを呼んでいる』、『天使とジャンプ』、『昔話法廷』、『恐竜超世界』(以上NHK)、『失恋めし』(20/amazonプライムにて先行配信)、『ミヤコが京都にやって来た!』(21/ABCテレビ)、『ミヤコが京都にやって来た!〜ふたりの夏~』(22/ABCテレビ)、『束の間の一花』(22/日本テレビ)などヒット作、話題作を手がける。映画では『パコダテ人』(01)、『風の絨毯』(02)、『子ぎつねヘレン』(05)、『天使の卵』(06)、『ぼくとママの黄色い自転車』(09)、『嘘八百』シリーズ(足立紳と共同脚本)などを担当。絵本『わにのだんす』(エンブックス)、聞き手を務めた『産婆フジヤン』(産業編集センター)、『来れば? ねこ占い屋』(小学館)、『嘘八百』『嘘八百 京町ロワイヤル』の小説版(PARCO出版)の執筆も手掛ける。saitaにて小説『漂うわたし』を連載中。


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【写真】俳優・佐々木蔵之介もダメ出しを受け入れる? 信頼する脚本家・今井雅子と
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