お試し品2
3Dのねり技術、温度管理プログラムがハイテク!
パナソニック「ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4」
3次元の「たたく」「伸ばす」の工程で、プロがねったような生地を作り上げ、ふっくらしたパンに! 温度センサーがイーストの混ぜこみタイミングやプログラムを自動調整するので、どんな気候でもベストな焼き上がりを実現。高級「生」食パン専門店 乃が美監修レシピも作れます。ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4 ¥49000(編集部調べ)/パナソニック
茉夜’s Report
焼き上がりが秀逸! 最適なタイミングでイーストを自動投入してくれるのが◎
パナソニック ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4(以下ビストロ)は、スクエア型でラグジュアリーなブラック。おしゃれなキッチンにフィットしそうなビジュアルです。シロカより背が高く重さがありますが、ハンドルがついているので、持ち運びに便利です。
ふたを開けると、イースト容器と、ナッツ・ドライフルーツの容器があります。さらにその下のふたを開けて、パンケースを設置する構造となっています。
ドライイーストを入れるところが別になっているのが、ビストロの特徴だと思います。なぜなら、水と粉とドライイーストをパンケースに入れる時に、入れ方が悪いと、水とドライイーストが接触してしまい、うまく膨らまないことがあるのです。
ドライイーストの容器が別だと失敗がないので、安心してセットできます。
また、ビストロで作ったパンは、焼きムラのない美しい焼き色と整った形です。“ビストロ”の名にふさわしく、オーブンのような焼き加減にこだわっていると感じました。
お値段は約5万円。シロカに比べて値段はお高め。ホームベーカリーとパンミックスのサブスク(月3980円[最低利用期間15カ月])もあるそうです。
ビストロも、パンの他に、生チョコ、ジャム、コンポート、あん、もちなどを作ることができます。
【2つを試してみて】
シロカは、マシンのサイズが小さめで、お値段が手頃なところが魅力です。パンの仕上がりは、ビストロで作ったパンよりも無骨ですが、食感は十分に満足できると思います。
ビストロは、マシンのサイズは大きめ。ドライイーストの容器が別であること、パンの上部も美しい焼き色がつくことなど、細かいところまで配慮が行き届いています。その点が価格の差なのではないかと思いました。
シロカは、高加水パンも作れて、パンを焼く以外に使えるメニューが豊富です。
ビストロも、もちろんパン以外のメニューに使えますが、ライ麦パン、ブリオッシュ、ごはんパンなど、パンのメニューが豊富で、素材に応じた仕上がりへのこだわりを感じました。
両方とも、ドライイーストをぬるま湯で温める手間を加えると、早焼きモードでパンを焼くことができます。シロカは58分、ビストロは60分で、さほど差はありません。
シンプルにパンを焼き、焼芋、ヨーグルトなど幅広い用途で使いたい人はシロカ、パンの種類にあわせた上質な焼き上がりにこだわりたいなら、ビストロがおすすめです。
ホームベーカリーは、想像よりも簡単に、お米を炊く感覚でパンを作れます。それだけでなく、最新型のホームベーカリーには、時短、素材に合わせたこだわり、多機能、さまざまな進化を感じました。自分の好みにあったホームベーカリーを選んで、できたてパンをおうちで楽しんでくださいね!
【ミモレ的まとめ】
1 シロカ「おうちベーカリー ベーシック プラス」
✔ 置き場所に困らないコンパクトさ
✔ オートメニューは30種。料理を含めオールマイティーな印象
✔ 汎用性の高さで選びたい方におすすめ
2 パナソニック「ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4」
✔ プロ並みの「ねり」「発酵」、オーブンのような「焼成」を実現
✔ オートメニューは43種。パンメニューが得意な印象
✔ 上質な焼き上がりを目指したい方におすすめ
協力/
シロカサポートセンター tel. 0570-001-469
パナソニック 調理商品相談窓口 tel. 0120-878-694
前回記事「【高音質ワイヤレスイヤホン】Appleとソニーを聴き比べ。ノイズキャンセリング、耳のフィット感は?」>>
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