おはようございます。
巷はサッカーワールドカップで盛り上がっていますが、今週末は柔道も盛り上がりますよ!
柔道の国際大会『グランドスラム東京 2022』が12月3日(土)と4日(日)の二日間、東京・千駄ヶ谷にある東京体育館で開催されます。

日本では3年ぶり、東京では5年ぶりの開催となるグランドスラム東京 2022。柔道がお好きな方はもちろん、東京五輪を見て「柔道ってちょっと面白いかも」と思った方、いえ、むしろ柔道に興味のない方も、このグランドスラム、見なければ損です。そのくらいすごい大会なのです!
個人的な意見ですが、グランドスラム東京のすごさをまとめさせていただきます。
ここがすごい!グランドスラム東京
①出場選手が豪華すぎる
男子では、東京五輪金メダルの100㎏級・ウルフアロン選手が出場。女子では東京五輪金メダルの52㎏級・阿部詩選手、78㎏級・濵田尚里選手などが出場します。さらに、10月に開催されたタシケント世界選手権で金メダルを獲得した63㎏級・堀川恵選手や48kg級・角田夏実選手も。
えっ、最近世界選手権に出場したのに、2カ月後にまた出ちゃうの?! そう思ったあなた、スルドイ! その理由は②をご覧ください。
②2024年パリ五輪に続く道。だからみんな超本気!
グランドスラム東京は、来年5月に開催される世界選手権(ドーハ)の日本代表選考会を兼ねています。そしてドーハ世界選手権に出場し、好成績をあげることが2024年パリ五輪出場につながります。
つまり、このグランドスラム東京はパリ五輪に通じる道なのです!
また、柔道では、五輪に出場するためには国際大会で好成績を残してポイントを稼ぎ、IJF(国際柔道連盟)のランキングで上位に入らなければなりません。だから、今回出場する海外勢 - とくに、まだポイントを稼げていない選手 - は、ポイントを稼ぐために超本気! ギラッギラの戦いが繰り広げられるでしょう。
③世界選手権よりハイレベルな戦いかも?!
「世界選手権よりハイレベルな戦いってどういうこと?オリンピックならわかるけど……」 はい、その通りでございます。しかし、「世界選手権よりハイレベルかも」という見方も間違ってはいません。なぜならば、各階級に日本人選手が複数人出場するから!
グランドスラムでは、主催国からは各階級最大4名出場できます。日本の柔道、特に軽量級は層がとても厚いです。2番手、3番手と言われている選手も、世界で勝てる力をもっています。もしかしたら、「ハングリーさ」ではトップ選手の上をいくかもしれません。
海外のトップ選手+日本の上位数名の戦い=めちゃくちゃハイレベル! という公式になります。
④ニュースターが誕生? ティーンの選手に注目!
日本選手の中には、高校生(おそらくシニアの国際大会初出場)も。ノープレッシャー・怖いもの知らずの彼らが上位に食い込み、その後正代表になっていく……というような、ニュースターが生まれる大会でもあります。
かつての阿部一二三、詩兄妹もこの大会で優勝して、世界の舞台へ躍り出るきっかけをつかみました。

こんなにすごいグランドスラム東京、お近くの方はぜひ観戦にお出かけください!(チケット情報はこちら)。私は3日に観戦に行く予定。もし会場で見かけたら、お声がけくださいね。
テレビでは、12月3日(土)16:00~18:00、4日(日)16:00~21:00、テレビ東京系列で生中継されます。今週末は、“アペロしながら柔道観戦”なんていかがでしょうか(柔道大国・フランスにひっかけて!)。
私は、なんだかんだで血が騒ぎ、(現地に行かない4日は)腹筋しながらテレビ観戦しそうな気がします。

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