ミモレ読者の皆さま、こんにちは。
先日、憧れの女性に会うことができました。その人は、アメリカ・ロサンゼルス在住の石井万弓(いしい まゆみ)さん。〔ミモレ編集室〕で出会い、万弓さんのブログを読んだりインスタグラムを拝見したりして、すぐ「何て素敵なの! この方、普通の女性じゃない」と、私のアンテナがビビビと反応!


アメリカで起業しバリバリお仕事をされていて、ライフスタイルもとっても華やか。でも何より、ご自身の人生を楽しんでいる印象を受けたんです。まさに、「人生のオーナーシップ」を手にしている、「人生の舵を取っている」感じ。
いつかお会いして、お話しをお聞きしたい。万弓さんのお話には、きっと人生を楽しみ、舵取りをしていくヒントがあるのでは……?
そう思っていたとき、一時帰国されることをインスタグラムで知り、思い切って「お会いしたいです」とメッセージ。そうしたら、「いいわよ!〇日の〇時はどう?」とお返事が! お忙しい中時間を作ってくださり、本当にお会いすることができました!

1959年12月、東京生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。津田塾大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニージャパン、証券アナリストを経て起業。現在は日本製品の米国進出を支援する
教えて万弓さん! ビジネスにライフスタイル、素敵の秘密はなんですか?
11月某日。約束の場所に現れたのは、黒のお洋服にゴージャスなグレイヘアが映える、とびきり素敵な女性でした。「す……すてき過ぎるぅ~!!」と、思わず声に出してしまったくらい。感激する私を、優しくハグしてくださった万弓さん。いろいろとお話をお聞きしました。

――在米35年とお聞きしました。アメリカに渡った経緯を教えてください。
万弓:大学を卒業してマッキンゼーに入社しました。当時はそれほど大きな会社ではなかったのよ。入社2年目にLAへ赴任することになって、アメリカに来ました。それ以降、マッキンゼーを退社したあともアメリカを拠点にしています。証券アナリスト時代からずっと家で仕事をしているから、在宅勤務歴は30年よ!

――現在のお仕事について教えてください。
万弓:優れた日本のプロダクトをアメリカに紹介する支援をしています。特に力を入れているのは、はずれにくいロック式のピアスキャッチ「Chrysmela(クリスメラ)」。アメリカでのブランディングからプロモーション、ときにはポップアップストアもやったりして、アメリカでの販売を一手に担っています。


――どのような経緯でChrysmelaに関わることになったのですか?
万弓:たまたま見た日経新聞にChrysmelaの記事が出ていたの。それで興味を持って、代表の菊永英里さんに連絡をしたんです。アメリカでの販売のお手伝いをしたいと申し出たら、「以前からアメリカ進出を考えていました。万弓さんにすべてお任せします」とおっしゃっていただき、現在に至ります。
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